朝方発表の米消費者物価指数(CPI)を受けて為替市場はドル買い戻しが優勢となっており、ユーロドルは戻り売りが強まっている。前日のパウエルFRB議長の米下院での議会証言が予想以上にハト派な印象が市場に広がる中、ドル売りからユーロドルは1.13ドル手前まで買い戻されていたが、米CPIを受けて戻り売りに押されている。ちょうど21日線に跳ね返された格好となっており、上値の重さも感じられる展開。 きょうはECBが6月の理事会の議事要旨を公表していた。一段の刺激策の必要性で幅広く一致したようだが、フォワードガイダンスやTLTROの条件など個別の政策手段については意見が異なっていたようだ。ユーロドルは発表直後は買いが強まったものの、その後の米CPIを受けて一気に戻す展開となっている。 市場ではFRBが今月の利下げを示唆する中で、ECBも利下げで追随するのではとの期待も根強くあるようだ。その場合は0.1%の利下げとなるが、可能性としては、今回は利下げを示唆するに留まり9月実施との見方がなお有力。 IMFがユーロ圏経済に関するレポートを公表しており、ショックはないが沈滞している。ただ、ECBの利下げ余地は限られており、下振れリスクが高まった場合、財政刺激策が必要になるだろうと言及していた。 EUR/USD 1.1254 EUR/JPY 122.04 EUR/GBP 0.8987 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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