1日前引けの日経平均株価は前営業日比189円35銭高の2万1574円51銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億5788万株、売買代金概算は9685億1000万円。値上がり銘柄数は1216、対して値下がり銘柄数は803、変わらずは111銘柄だった。 きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、寄り後も日経平均は下値を切り上げる展開となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が軟調だったが、10~12月の実質GDPなど好調な米経済指標の発表を受け、外国為替市場では1ドル=111円台後半まで円安が進み、先物を絡め主力株を中心にリスクオンの流れを助長する形となった。個人投資家資金の流入で中小型材料株の動きもよい。ただ、3月期末を控え国内機関投資家の参戦が限られていることもあって、全体売買代金は1兆円を下回った。 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>なども買われた。アンリツ<6754>が物色人気となったほか、キーエンス<6861>も高い。ZOZO<3092>も大きく切り返した。ハウスドゥ<3457>、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、アイビーシー<3920>も値を飛ばした。半面、ソニー<6758>が冴えず、昭和電工<4004>も軟調。住友化学<4005>が売られ、三井E&Sホールディングス<7003>も値を下げた。 出所:minkabuPRESS 株式情報
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