NY株式4日(NY時間12:39) ダウ平均 23409.82(+723.60 +3.19%) ナスダック 6726.61(+263.11 +4.07%) CME日経平均先物 20125(大証終比:+645 +3.21%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反発。朝方発表になった米雇用統計が強い内容となったことから、景気の先行きに対する悲観的な見方が一服している。FRBの利上げを正当化する強さではあるものの、株式市場は素直にポジティブな反応を示しているようだ。ダウ平均の上げ幅は700ドル超に。 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が31.2万人増と予想を大きく上回り、平均時給も前年比で3.2%まで上昇している。失業率は3.9%と2ポイント悪化したものの、労働参加率の上昇に伴うものと思われ、ネガティブな雰囲気はない。FRBは今年2回の利上げを想定しているが、その見方を正当化する内容ではある。 また、来週予定されている米中貿易協議への楽観的な見方が広がっていることや、パウエルFRB議長が米経済学会で講演を行っており、「FRBは辛抱強くいられ柔軟に政策を進める。リスク巡る市場の懸念に注意深く耳を傾けている。必要ならバランスシート縮小の政策を変更できる」などと、市場の動きにも配慮する姿勢も滲ませていた。 全面高の中、前日はアップルの売上高の下方修正で下げが目立っていたIT・ハイテク株が上げを先導。インテルとネットフリックスの上昇も寄与。ネットフリックスは米大手証券のアナリストが買い推奨リストに入れた。インテルはIT銘柄の中でリスク・リワードが最も良いとの評価がアナリストから出ていた。 ダウ採用銘柄は全銘柄が上昇。インテルのほか、アメックス、ビザ、キャタピラー、ボーイング、マイクロソフトが上昇。 ナスダックは4%超急伸。ネットフリックスのほか、アマゾン、マイクロソフト、テスラ、アルファベットなど主なIT・ハイテク銘柄は揃って上昇。アップルも反発している。前日に買収が伝わったセルジーンも続伸。 ゲームソフト販売のゲームストップが大幅高。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として、投資会社のシカモアとアポロが2月中旬に買収提案を行う可能性があると伝えている。 ゲームストップ 14.84(+1.87 +14.42%) アルファベット(C) 1062.81(+46.75 +4.60%) フェイスブック 137.07(+5.33 +4.05%) ネットフリックス 294.58(+23.38 +8.62%) テスラ 314.56(+14.20 +4.73%) アマゾン 1577.98(+77.70 +5.18%) エヌビディア 136.15(+8.16 +6.38%) ツイッター 29.80(+1.81 +6.47%) ダウ採用銘柄 J&J 127.89(+2.17 +1.73%) P&G 91.84(+1.20 +1.32%) ダウ・デュポン 54.17(+1.66 +3.16%) ボーイング 326.64(+15.74 +5.06%) キャタピラー 127.57(+6.06 +4.99%) ユナイテッド 106.39(+2.91 +2.81%) ビザ 133.89(+5.76 +4.50%) ナイキ 74.97(+2.22 +3.05%) ウォルグリーン 69.76(+2.50 +3.72%) 3M 191.10(+7.34 +3.99%) エクソンモビル 70.64(+2.02 +2.94%) シェブロン 110.24(+1.67 +1.54%) コカコーラ 47.22(+0.58 +1.24%) ディズニー 109.88(+3.55 +3.34%) マクドナルド 178.47(+3.57 +2.04%) ウォルマート 93.24(+0.38 +0.41%) ホームデポ 173.84(+5.23 +3.10%) JPモルガン 100.00(+2.89 +2.98%) トラベラーズ 118.06(+2.80 +2.43%) ゴールドマン 175.15(+5.64 +3.33%) アメックス 97.96(+4.53 +4.85%) ユナイテッドヘルス 242.62(+5.77 +2.44%) IBM 116.75(+3.84 +3.40%) アップル 147.60(+5.41 +3.80%) ベライゾン 56.22(0.00 0.00%) マイクロソフト 101.89(+4.49 +4.61%) インテル 46.99(+2.50 +5.61%) ファイザー 42.85(+0.81 +1.93%) メルク 75.94(+1.90 +2.57%) シスコシステムズ 42.71(+1.64 +3.99%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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