ダウ平均は大幅反発　米雇用統計やパウエル発言受け＝米国株序盤

        NY株式4日（NY時間10:59）
ダウ平均　　　23305.27（+619.05　+2.73%）
ナスダック　　　6686.83（+223.32　+3.46%）
CME日経平均先物　19950（大証終比：+470　+2.36%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は大幅反発。朝方発表になった米雇用統計が強い内容となったことから、景気の先行きに対する悲観的な見方が後退している。ＦＲＢの利上げを正当化する強さではあるものの、株式市場は素直にポジティブな反応を示しているようだ。

　また、来週予定されている米中貿易協議への楽観的な見方が広がっていることや、パウエルＦＲＢ議長が米経済学会で講演を行っており、議長は「ＦＲＢは辛抱強くいられ柔軟に政策を進める。リスク巡る市場の懸念に注意深く耳を傾けている。必要ならバランスシート縮小の政策を変更できる」などと、市場の動きにも配慮する姿勢も滲ませていた。

　ほぼ全面高の中、ＩＴ・ハイテク株が上昇を先導。インテルとネットフリックスの上昇が寄与している。ネットフリックスは米大手証券のアナリストが買い推奨リストに入れた。インテルはＩＴ銘柄の中でリスク・リワードが最も良いとの評価がアナリストから出ている。

ゲームストップ　14.61（+1.64　+12.61%）

アルファベット（C）　1050.28（+34.22　+3.37%）
フェイスブック　136.26（+4.52　+3.43%）
ネットフリックス　290.42（+19.22　+7.09%）
テスラ　309.36（+9.00　+3.00%）
アマゾン　1560.00（+59.72　+3.98%）
エヌビディア　135.09（+7.10　+5.55%）
ツイッター　29.57（+1.58　+5.64%）

ダウ採用銘柄
J&J　128.16（+2.44　+1.94%）
P&G　91.44（+0.80　+0.88%）
ダウ・デュポン　54.40（+1.89　+3.60%）
ボーイング　322.23（+11.33　+3.64%）　
キャタピラー　 126.60（+5.09　+4.19%）　
ユナイテッド　 105.89（+2.41　+2.33%）　
ビザ 　132.87（+4.74　+3.70%）　
ナイキ 　74.26（+1.51　+2.08%）
ウォルグリーン　69.58（+2.32　+3.45%）　
3M　　189.87（+6.11　+3.32%）　
エクソンモビル　 70.45（+1.83　+2.67%）　
シェブロン 　110.61（+2.04　+1.88%）　
コカコーラ 　47.00（+0.36　+0.77%）　
ディズニー 　109.15（+2.82　+2.65%）　
マクドナルド 　178.06（+3.16　+1.81%）　
ウォルマート　93.04（+0.18　+0.19%）
ホームデポ　　172.72（+4.11　+2.44%）
JPモルガン　99.50（+2.39　+2.46%）
トラベラーズ　 117.49（+2.23　+1.93%）
ゴールドマン　 174.94（+5.43　+3.20%）
アメックス　 97.15（+3.72　+3.98%）　
ユナイテッドヘルス　 241.97（+5.12　+2.16%）
IBM　　116.03（+3.12　+2.76%）
アップル　 147.14（+4.95　+3.48%）
ベライゾン　　56.45（+0.23　+0.41%）
マイクロソフト　 101.66（+4.26　+4.37%）
インテル 　46.75（+2.26　+5.08%）
ファイザー　42.92（+0.88　+2.09%）
メルク 　76.09（+2.05　+2.77%）
シスコシステムズ 　42.40（+1.33　+3.24%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美

      

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