上昇、米国の制裁によってイランの供給量はさらに減少=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=74.96(+0.67 +0.90%)

 ニューヨーク原油は上昇。終値の前営業日比は、期近2限月が0.64~0.67ドル高。その他の限月は0.53~0.67ドル高。

 米国の制裁によってイランの供給量が一段と減少していると伝わったことから買いが優勢だった。ロイター通信によると、10月第1週のイランの輸出量は日量110万バレルだった。米メキシコ湾岸にハリケーン「マイケル」が接近しており、災害に備えた燃料需要が高まると想定されることも支援要因。

 時間外取引で11月限は買いが優勢だった。通常取引開始後、上げ幅を消し、74.00ドルまでマイナス転換する場面はあったが、売りは続かず。プラス圏に持ち直すと終盤にかけては75.28ドルまで上値を伸ばした。

(minkabu PRESS編集部) 

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