小幅安、イラン制裁の緩和報道を背景とした売りは続かず=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=74.29(-0.05 -0.07%)

 ニューヨーク原油の期近は小幅安。終値の前営業日比は、期近2限月が0.09~0.05ドル安。その他の限月は0.18ドル安~0.05ドル高。

 米政府がイランに対する石油制裁の一部緩和を検討していると報道され売りが強まる場面はあったが、下げ幅を大きく縮小して引けた。米メキシコ湾岸に向かっているハリケーン「マイケル」が勢力を強める見通しであることや、中国人民銀行が今年4回目となる預金準備率の引き下げを発表したことが下値を支えた。

 時間外取引で11月限は軟調に推移。通常取引開始前には73.07ドルまで下落した。ただ、通常取引開始後は売りが後退し、下げ幅をほぼ消して引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

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