反落、高値警戒感から利益確定の売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=74.33(-2.08 -2.72%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が2.08~1.99ドル安。その他の限月は1.97~1.01ドル安。

 高値警戒感が強まっていたなか、サウジアラビアとロシアが協調して増産すると伝わったことが利益確定の売りを誘った。株式市場が下げたことも原油安を後押し。インドではドル高・ルピー安と原油高が経済の二重の逆風となっており、新興国不安が高まっている。


 時間外取引で11月限は売り優勢で推移。76.47ドルまで小幅にプラス転換する場面はあったが、上値は限定的だった。通常取引開始を控えて売りが強まると、通常取引終盤にかけては73.88ドルまで下げ幅を広げた。

(minkabu PRESS編集部) 

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