反発、イランの減産を背景とした供給不足懸念で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=72.12(+0.55 +0.77%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.55ドル高。その他の限月は0.32~0.57ドル高。

 米国の制裁によってイランの生産量が一段と減少する見通しであることが相場を押し上げた。サウジアラビアやロシアなど生産余力のある産油国は、イランの減産を穴埋めするように増産する見通しだが、イランの減産幅は不透明で供給不足が警戒されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過してドルが全面高になっているものの、あまり材料視されていない。

 時間外取引で11月限は72.60ドルまで堅調に推移。通常取引序盤は71.71ドルまで上げ幅を縮小したものの、引けにかけては再び買いが優勢となった。

(minkabu PRESS編集部) 

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