反落、米原油在庫の増加で利益確定の売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=71.57(-0.71 -0.98%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.71~0.69ドル安。その他の限月は0.66~0.21ドル安。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が市場予想に反して増加したことが利益確定の売りを誘った。米原油生産量が過去最高水準を更新したことも重し。ただ、米国の制裁によってイランの輸出が一段と減少する見通しであることが下値を支えた。

 時間外取引で11月限は軟調に推移。72.38ドルまで一時的にプラス転換する場面はあったが、上値は重かった。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことが背景。通常取引開始後は71.47ドルまで下落した。

(minkabu PRESS編集部) 

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