続伸、米国の制裁によるイランの減産見通しで=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=72.28(+0.20 +0.28%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.20~0.34ドル高。その他の限月は0.40~0.47ドル高。

 米国の制裁によってイランの生産量がさらに減少していく見通しであることが相場を押し上げた。石油取引を含めた対イラン制裁の第2段は11月から始まる。ただ、国連総会で演説したトランプ米大統領が石油輸出国機構(OPEC)に引き続き増産を求めたことが上値を抑えた。

 時間外取引で11月限は買いが優勢だったが、前日高値である72.74ドルの手前で足踏みした。通常取引開始後は72.78ドルまで買いが強まったものの、押し戻されるとマイナス転換し、71.89ドルまで弱含む場面があった。ただ、プラス圏に切り返して引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

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