一時111円台も続かす=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外為市場中盤のドル円は110円後半で小動き。先週末からのトルコショックを
こなした後は動意が乏しくなっている。
  
 来週、米中の敵対的な関税の第2弾が発動するなか、リスク回避の円高圧力が根強い
反面、トランプ米大統領が一転してドル高を容認する発言もしており、ドル円の下値は
限定的。米国は金融政策の正常化で独走しており、景気見通しの不透明感が強まった場
面では、リスク回避のドル買いが入りやすい。
   
 ユーロ円は126円前半、ポンド円は141円ちょうど付近、豪ドル円は80円半ば
で推移しており、前日から水準の変化は限られている。NZドル円も73円前半で動意
薄。NZ生産者物価指数(PPI)はほとんど手がかりとなっていない。
 
 日経平均は反発。前引けでは前営業日比117.61円高の2万2309.65円と
なった。
 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。