一連のイベントを通過してドル円は110.75円近辺で推移している。東京時間には米中通商協議再開への期待から買い戻しが膨らんでいた。きのうのNY時間には一時110.45円近辺まで利益確定売りに押されていたが、東京時間には111円手前まで戻していた。 中国商務省が王次官率いる中国代表団が米国の招請に応じ、マルパス米財務次官らと会談すると発表。次官級協議であることから、どこまで進展があるかは未知数だが、6月から交渉が途絶えていたこもあって市場はポジティブに捉えたようだ。 その後もロンドン時間にかけて110円台後半の水準で推移していたが、NY時間に入って再び売りが優勢となった。今度はドル売りの動きがドル円を圧迫した。トルコ危機へのリスクが後退していることがドル売りを呼び込んでいる。 トルコのアルバイラク財務相が投資家向けのコンファレンスに出席しており、その発言に市場の注目が集まっていたが、同財務相は「政府による資本規制は議題に挙がっていない」と述べたことに安心感が強まったようだ。その発言をきっかけに、トルコリラの対ドルでの買い戻しが加速し、そのほかの通貨ペアにも波及した格好。 ドル円は再び110円台半ばに値を落としたが、ウォルマートの好決算もあって米株式市場でダウ平均が大幅高となっており、今度は株高が円安を呼び込んでいるようだ。 前日は111円台から落とされ、上値の重さに意識を高めているが、下値では押し目買い意欲もあり底堅さは堅持しているといった印象だ。 USD/JPY 110.75 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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