ドル高水準での揉み合い、ロンドン序盤は比較的小動き=ロンドン為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル高水準での揉み合い、ロンドン序盤は比較的小動き=ロンドン為替

 ロンドン序盤は比較的小動き。ドル高水準での揉み合い相場が続いている。トルコリラは買いが優勢。規制当局が外貨スワップの上限を半減させたことでリラの売り持ちが抑制されている。リラ円は一時19円に迫る場面があった。足元では18円台前半で底堅く推移している。

 リスク回避的なドル高圧力は一服している。ユーロドルは1.13台前半での取引。一時1.1316レベルと昨年7月5日以来のドル高・ユーロ安水準をつけたが、高値からの値幅は34ポイントと限定的。ポンドドルは一時1.2736レベルまで反発。その後は1.27台割れとなる場面があったが、東京市場での安値1.2692レベルには届かず再び1.27台前半で取引されている。

 豪ドル/ドルは反発。東京市場で0.7203レベルまで下押しされたが、曽於語は買い戻されて0.7230近辺に落ち着いている。原油や銅など商品市況が軟調だが、豪ドル相場に目立った反応はみられていない。ロンドンタイムにはリラや人民元の下落は一服しており、リスク警戒感は後退。

 ドル円は111円台前半での揉み合いが続いている。これまでの日中レンジは111.13から111.43と30銭にとどまっている。各通貨とも極端な値動きはみられず、落ち着いた取引になっている。

USD/JPY 111.24 EUR/USD 1.1327 EUR/JPY 125.99 

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