アジア株 総じて下落、上海株は大幅安

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:01現在
香港ハンセン指数   27323.59(-429.34 -1.55%)
中国上海総合指数  2723.26(-57.71 -2.08%)
台湾加権指数     10716.75(-107.48 -0.99%)
韓国総合株価指数  2258.91(休場)
豪ASX200指数    6329.02(+29.39 +0.47%)
インドSENSEX30種  37852.00(休場)

 15日のアジア株は総じて下落。前日の米国株は上昇したものの、反応は鈍い。トルコ情勢への警戒感が根強いことや人民元安が進んだことなどが圧迫要因となり、売りが広がった。上海株は2%超の大幅安。
   
 上海総合指数は大幅続落。銀行大手の中国工商銀行、保険大手の中国平安保険、酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、石炭エネルギー会社のチャイナ・シェンファ・エナジー、セメントメーカーのコンチセメントが売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。中国当局がゲームライセンスの承認を凍結したとの報道で、通信サービスのテンセント・ホールディングスの下げが大きい。銀行大手の中国建設銀行、保険会社のAIAグループ、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、ホテル・娯楽施設運営のギャラクシー・エンターテインメントが売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。ヘルスケア、情報技術、生活必需品中心に上昇した。医薬品メーカーのCSL、医療診断サービスのソニック・ヘルスケア、ソフトウェアサービスのコンピュータシェア、会計システム会社のゼロ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われた。 

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