原油反発。米主要株価指数の反発などで。76.15ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,805.45ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は14,800元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年02月限は493.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで838.65ドル(前日比4.25ドル拡大)、円建てで3,094円(前日比1円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月29日 16時52分頃 6番限)
金 6,660円/g 白金 3,566円/g
ゴム 237.4円/kg とうもろこし 39,820円/t
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「黎明期の脱炭素は原油相場を押し上げる」
前回は、「株と原油は「一蓮托生」の関係」として、近年の主要株価指数と原油相場の関係について述べました。
今回は、「黎明期の脱炭素は原油相場を押し上げる」として、2020年に本格化したばかりで、まだまだ黎明期・過渡期といえる「脱炭素」が、原油相場にどのような影響を与えているのか、筆者の考えを述べます。
以下は、2021年に見られた、黎明期・過渡期の「脱炭素」が与えた、社会への影響です。
黎明期・過渡期の「脱炭素」は、エネルギー、農産物、金属などの価格を押し上げ、電力価格高やコストプッシュ型のインフレを引き起こしたほか、覇権争いを激化させたり、生き残れない企業を増加させる不安を拡大させたりしました。
実際に、2021年は、年平均ベースでさまざまな分野の銘柄の価格が上昇しました。
「[Vol.1141] 「2022年」の全体的な方向性についての考察」で述べた通り、2022年に起き得る事象が、2021年を踏襲するのであれば、そうした事象からの圧力に影響を受ける価格動向もまた、2021年を踏襲し、2022年も、全体的な年平均ベースの上昇が発生する可能性があります。
つまり、「脱炭素」が黎明期・過渡期であることに変わりがなければ、原油相場もまた、上昇する可能性があるわけです。
図:黎明期・過渡期の「脱炭素」が社会に与える影響
出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,805.45ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は14,800元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年02月限は493.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで838.65ドル(前日比4.25ドル拡大)、円建てで3,094円(前日比1円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月29日 16時52分頃 6番限)
金 6,660円/g 白金 3,566円/g
ゴム 237.4円/kg とうもろこし 39,820円/t
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「黎明期の脱炭素は原油相場を押し上げる」
前回は、「株と原油は「一蓮托生」の関係」として、近年の主要株価指数と原油相場の関係について述べました。
今回は、「黎明期の脱炭素は原油相場を押し上げる」として、2020年に本格化したばかりで、まだまだ黎明期・過渡期といえる「脱炭素」が、原油相場にどのような影響を与えているのか、筆者の考えを述べます。
以下は、2021年に見られた、黎明期・過渡期の「脱炭素」が与えた、社会への影響です。
黎明期・過渡期の「脱炭素」は、エネルギー、農産物、金属などの価格を押し上げ、電力価格高やコストプッシュ型のインフレを引き起こしたほか、覇権争いを激化させたり、生き残れない企業を増加させる不安を拡大させたりしました。
実際に、2021年は、年平均ベースでさまざまな分野の銘柄の価格が上昇しました。
「[Vol.1141] 「2022年」の全体的な方向性についての考察」で述べた通り、2022年に起き得る事象が、2021年を踏襲するのであれば、そうした事象からの圧力に影響を受ける価格動向もまた、2021年を踏襲し、2022年も、全体的な年平均ベースの上昇が発生する可能性があります。
つまり、「脱炭素」が黎明期・過渡期であることに変わりがなければ、原油相場もまた、上昇する可能性があるわけです。
図:黎明期・過渡期の「脱炭素」が社会に与える影響
出所:筆者作成