原油反発。ウクライナ情勢の悪化などで。109.30ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,939.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は13,940元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年04月限は663.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで878.65ドル(前日比13.25ドル縮小)、円建てで3,293円(前日比8円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月2日 17時49分頃 6番限)
金 7,155円/g 白金 3,862円/g
ゴム 260.9円/kg とうもろこし 45,260円/t
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「第四次中東戦争とイラン・イラク戦争前後の値動き」
前回は、「「戦争」は、これまで主に中東で起きた」として、金(ゴールド)相場の変動相場移行後の、多数の国が関わった戦争について、確認しました。
今回は、「第四次中東戦争とイラン・イラク戦争前後の値動き」として、過去の2つの戦争が「勃発」した前後1年間の、金と(ゴールド)と原油の価格推移を確認します。
前回述べたとおり、世界規模の「戦争」は、金(ゴールド)と原油の価格を上昇させる要因と目されたわけですが、実際のところ、価格はどのように動いたのでしょうか。
第四次中東戦争が勃発した日(1973年10月。エジプトとシリアがイスラエルに対して攻撃を開始した日)の前後合わせた1年間において、金(ゴールド)と原油の価格は、同戦争の「勃発」後に、大きく上昇しました。
この出来事は、世の中に「中東情勢の混迷=金・原油相場上昇」という印象を強烈に植え付けました。「有事の金」という言葉が広く知られるようになったきっかけだと、考えられます。
また、以下は、イラン・イラク戦争が勃発した日(1980年9月。イラク軍が革命で混乱するイランに攻撃をした日)の前後合わせて1年間の、金(ゴールド)と原油の価格推移です。
イラン・イラク戦争の勃発を機に、金(ゴールド)価格が大きく下落、原油価格が大きく上昇しました。金は「戦争が勃発するかもしれない」という「予兆」の段階で上昇し、勃発(攻撃開始)を機に下落しました。
図:イラン・イラク戦争勃発前後の金(ゴールド)と原油相場の推移
出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,939.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は13,940元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年04月限は663.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで878.65ドル(前日比13.25ドル縮小)、円建てで3,293円(前日比8円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月2日 17時49分頃 6番限)
金 7,155円/g 白金 3,862円/g
ゴム 260.9円/kg とうもろこし 45,260円/t
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「第四次中東戦争とイラン・イラク戦争前後の値動き」
前回は、「「戦争」は、これまで主に中東で起きた」として、金(ゴールド)相場の変動相場移行後の、多数の国が関わった戦争について、確認しました。
今回は、「第四次中東戦争とイラン・イラク戦争前後の値動き」として、過去の2つの戦争が「勃発」した前後1年間の、金と(ゴールド)と原油の価格推移を確認します。
前回述べたとおり、世界規模の「戦争」は、金(ゴールド)と原油の価格を上昇させる要因と目されたわけですが、実際のところ、価格はどのように動いたのでしょうか。
第四次中東戦争が勃発した日(1973年10月。エジプトとシリアがイスラエルに対して攻撃を開始した日)の前後合わせた1年間において、金(ゴールド)と原油の価格は、同戦争の「勃発」後に、大きく上昇しました。
この出来事は、世の中に「中東情勢の混迷=金・原油相場上昇」という印象を強烈に植え付けました。「有事の金」という言葉が広く知られるようになったきっかけだと、考えられます。
また、以下は、イラン・イラク戦争が勃発した日(1980年9月。イラク軍が革命で混乱するイランに攻撃をした日)の前後合わせて1年間の、金(ゴールド)と原油の価格推移です。
イラン・イラク戦争の勃発を機に、金(ゴールド)価格が大きく下落、原油価格が大きく上昇しました。金は「戦争が勃発するかもしれない」という「予兆」の段階で上昇し、勃発(攻撃開始)を機に下落しました。
図:イラン・イラク戦争勃発前後の金(ゴールド)と原油相場の推移
出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成