原油反発。米主要株価指数の反発などで。71.71ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,801.45ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は13,215元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年02月限は507.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで793.05ドル(前日比6.15ドル拡大)、円建てで3,540円(前日比30円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月9日 18時16分頃 6番限)
金 7,837円/g
白金 4,297円/g
ゴム 229.8円/kg
とうもろこし 44,860円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●シカゴトウモロコシ先物(期近) 日足 単位:ドル/ブッシェル

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「すでにカリ肥料の原料価格は暴騰中」
前回は、「単収伸び鈍化、肥料の供給減は食料危機要因に」として、化学肥料の輸出国とロシア、中国、ベラルーシからの輸入国について、述べました。
今回は、「すでにカリ肥料の原料価格は暴騰中」として、塩化カリウム価格の推移について、述べます。
以下のグラフのとおり、ウクライナ危機勃発を機に、化学肥料の一つであるカリ肥料の原料となる、塩化カリウムの価格が暴騰しています。
カリ肥料の供給については、ベラルーシがカナダに次ぐ世界2位、ロシアが3位で、ベラルーシとロシアに中国を合わせると、3カ国合計で世界の3割強を供給しています。
カリウムは鉱石から採取します。米国の政府機関USGS (米国地質研究所)のデータによれば、世界全体におけるカリウム鉱石の生産シェアは、ロシアとベラルーシ合わせて35.3%です。ロシアはカナダに次ぐ世界2位、ベラルーシが3位、中国は4位です。
化学肥料の価格高騰は、農産物を作る際にコスト上昇要因になり得ます。幅広い農産物の価格を底上げする要因として、今後も注視する必要があります。
図:塩化カリウム価格 単位:ドル/トン

出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,801.45ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は13,215元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年02月限は507.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで793.05ドル(前日比6.15ドル拡大)、円建てで3,540円(前日比30円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月9日 18時16分頃 6番限)
金 7,837円/g
白金 4,297円/g
ゴム 229.8円/kg
とうもろこし 44,860円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●シカゴトウモロコシ先物(期近) 日足 単位:ドル/ブッシェル

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「すでにカリ肥料の原料価格は暴騰中」
前回は、「単収伸び鈍化、肥料の供給減は食料危機要因に」として、化学肥料の輸出国とロシア、中国、ベラルーシからの輸入国について、述べました。
今回は、「すでにカリ肥料の原料価格は暴騰中」として、塩化カリウム価格の推移について、述べます。
以下のグラフのとおり、ウクライナ危機勃発を機に、化学肥料の一つであるカリ肥料の原料となる、塩化カリウムの価格が暴騰しています。
カリ肥料の供給については、ベラルーシがカナダに次ぐ世界2位、ロシアが3位で、ベラルーシとロシアに中国を合わせると、3カ国合計で世界の3割強を供給しています。
カリウムは鉱石から採取します。米国の政府機関USGS (米国地質研究所)のデータによれば、世界全体におけるカリウム鉱石の生産シェアは、ロシアとベラルーシ合わせて35.3%です。ロシアはカナダに次ぐ世界2位、ベラルーシが3位、中国は4位です。
化学肥料の価格高騰は、農産物を作る際にコスト上昇要因になり得ます。幅広い農産物の価格を底上げする要因として、今後も注視する必要があります。
図:塩化カリウム価格 単位:ドル/トン

出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成