◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。9月1日の価格はキロあたり47.10~48.26バーツ、RSS3号タイ主要港9月積価格は153.0~155.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、8月20日時点13,329トン(前旬比256トン減)。
8月中旬の入出庫は入庫214トン、出庫470トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅続伸、上海ゴムは一時利益確定売りに押されたが水曜に中国当局が既存住宅ローン金利引き下げ検討と伝わると反発、金曜には中国合成ゴム先物のストップ高後に上海ゴムがストップ高を付けるとOSEゴムにも買いが集まり、中心限月は一時224.4円まで値を切り上げた。株式は上昇、米経済指標悪化を受けた金利低下を好感、商品もドル安の影響もあり貴金属・原油共に上昇、ドル円は145円台まで円高ドル安が進行した。
9月1日引け時点のRSS1月限(中心限月)は224.2円、TSR12月限(中心限月)は194.0円。週の高値はRSS224.2円/TSR194.0円、週の安値はRSS211.7/TSR192.0円。
現物価格は上昇し木曜日時点で220円程度であった。上海ゴムは政策・季節的な需要増加期待と一部投機的な動きにより急騰したが、持続的な上昇には実需面での後押しが必要だろう。国内は3週連騰を受けて産地対比での“割安解消”の方向に向かっているものの、新規入着を呼び込む水準には届いておらず、また金曜日のシンガポール市場が休場であったため、週明けの中国・シンガポール市場次第では更なる価格上振れ余地もあり得よう。他市場動向に十分注意した上で、押し目買い方針を維持したい。中心限月は210.0~240.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。9月1日の価格はキロあたり47.10~48.26バーツ、RSS3号タイ主要港9月積価格は153.0~155.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、8月20日時点13,329トン(前旬比256トン減)。
8月中旬の入出庫は入庫214トン、出庫470トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅続伸、上海ゴムは一時利益確定売りに押されたが水曜に中国当局が既存住宅ローン金利引き下げ検討と伝わると反発、金曜には中国合成ゴム先物のストップ高後に上海ゴムがストップ高を付けるとOSEゴムにも買いが集まり、中心限月は一時224.4円まで値を切り上げた。株式は上昇、米経済指標悪化を受けた金利低下を好感、商品もドル安の影響もあり貴金属・原油共に上昇、ドル円は145円台まで円高ドル安が進行した。
9月1日引け時点のRSS1月限(中心限月)は224.2円、TSR12月限(中心限月)は194.0円。週の高値はRSS224.2円/TSR194.0円、週の安値はRSS211.7/TSR192.0円。
現物価格は上昇し木曜日時点で220円程度であった。上海ゴムは政策・季節的な需要増加期待と一部投機的な動きにより急騰したが、持続的な上昇には実需面での後押しが必要だろう。国内は3週連騰を受けて産地対比での“割安解消”の方向に向かっているものの、新規入着を呼び込む水準には届いておらず、また金曜日のシンガポール市場が休場であったため、週明けの中国・シンガポール市場次第では更なる価格上振れ余地もあり得よう。他市場動向に十分注意した上で、押し目買い方針を維持したい。中心限月は210.0~240.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート