◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~15トン。11月21日の価格はキロあたり57.50~58.50バーツ、RSS号タイ主要港12月積価格は206.0~210.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月10日時点5,948トン(前旬比504トン減)。
11月上旬の入出庫は入庫319トン、出庫823トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅連騰、上海ゴムは先週に引続きショートカバーが先行し中心限月は一時15,500元を上回るも買いが続かず失速する中で、OSEゴムは週半ばに330円台を突破すると買戻しの動きが強まり中心限月は一時339.4円まで値を切上げたが、上海ゴムとドル円が高値から下落する中で上げ幅を縮小した。株式は大幅下落、材料不明ながらハイテク株中心に下げ幅が大きかった。商品はドル高進行により貴金属は横ばいから下落方向で、原油も下落、ドル円は157円台前半まで前週比2円以上円安ドル高が進行している。
11月21日のRSS3号4月限(中心限月)は終値335.3円、週高値339.4円、週安値321.5円。上海天然ゴム先物1月限は終値15,260、週高値15,465、週安値15,260であった。
オファー価格は325円程に上昇、現物価格も上昇したが円安による押上げ効果の方が大きかった。上海ゴム受渡可能在庫は3.96万トン、指定倉庫在庫は7.88万トン台と共に大幅減少、期限切れ在庫一掃の影響が大きかった。OSEゴム1-6番限は順鞘5.6円程に拡大、指定倉庫在庫減少の影響もあってか11月限の買い意欲は強めであったが12月限は落ち着いた動きとなっている。タイ南部では週後半に大雨が観測され原料調達が滞ったことで現物価格が上昇した模様だが、TSR20は1月限以降順鞘化しており供給逼迫懸念は高まっていない。輸入採算面では先限の割安感は解消されるもその他の限月は小幅割安水準で推移、現物価格・ドル円動向次第でブレ幅が大きくなることから慎重に取引を進めたい。中心限月は325.0~340.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~15トン。11月21日の価格はキロあたり57.50~58.50バーツ、RSS号タイ主要港12月積価格は206.0~210.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月10日時点5,948トン(前旬比504トン減)。
11月上旬の入出庫は入庫319トン、出庫823トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅連騰、上海ゴムは先週に引続きショートカバーが先行し中心限月は一時15,500元を上回るも買いが続かず失速する中で、OSEゴムは週半ばに330円台を突破すると買戻しの動きが強まり中心限月は一時339.4円まで値を切上げたが、上海ゴムとドル円が高値から下落する中で上げ幅を縮小した。株式は大幅下落、材料不明ながらハイテク株中心に下げ幅が大きかった。商品はドル高進行により貴金属は横ばいから下落方向で、原油も下落、ドル円は157円台前半まで前週比2円以上円安ドル高が進行している。
11月21日のRSS3号4月限(中心限月)は終値335.3円、週高値339.4円、週安値321.5円。上海天然ゴム先物1月限は終値15,260、週高値15,465、週安値15,260であった。
オファー価格は325円程に上昇、現物価格も上昇したが円安による押上げ効果の方が大きかった。上海ゴム受渡可能在庫は3.96万トン、指定倉庫在庫は7.88万トン台と共に大幅減少、期限切れ在庫一掃の影響が大きかった。OSEゴム1-6番限は順鞘5.6円程に拡大、指定倉庫在庫減少の影響もあってか11月限の買い意欲は強めであったが12月限は落ち着いた動きとなっている。タイ南部では週後半に大雨が観測され原料調達が滞ったことで現物価格が上昇した模様だが、TSR20は1月限以降順鞘化しており供給逼迫懸念は高まっていない。輸入採算面では先限の割安感は解消されるもその他の限月は小幅割安水準で推移、現物価格・ドル円動向次第でブレ幅が大きくなることから慎重に取引を進めたい。中心限月は325.0~340.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

