◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~10。12月19日の価格はキロあたり55.00~56.50バーツ、12月19日のRSS号タイ主要港1月積価格は206.0~210.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月10日時点5,948トン(前旬比504トン減)。
11月上旬の入出庫は入庫319トン、出庫823トン。
◆展開予想
OSEゴムは小幅続伸、上海ゴムは新規材料ないものの先週の地合いを引継ぎ週前半に高値を試したが新規売りに押され前週比小幅安に沈む中で、OSEゴムは週前半に円高の影響により下落スタートとなったものの円じり安となる中で下げ渋ると週後半にかけて上昇に転じ中心限月は330円台前半で引けている。株式はまちまち、米国は上値の重い展開となる一方で日銀の利上げ後に日本は円安株高の動き、商品はドル高地合いにもかかわらず貴金属が高値追いの展開も原油は小幅下落、ドル円は156円台後半まで円安ドル高が進行している。
12月19日のRSS3号5月限(中心限月)は終値331.7円、週高値335.9円、週安値321.2円。上海天然ゴム先物5月限は終値15,215、週高値15,425、週安値15,170であった。
オファー価格は328円程に上昇、現物は上海ゴムの小幅軟化に連れわずかに下落も円安が換算値を押し上げた。上海ゴム受渡可能在庫は8.7万トン程、指定倉庫在庫は11.1万トン程と共に増加もとりわけ受渡可能在庫の積み増しが進展した。OSEゴム1-6番限は順鞘8.7円に拡大、指定倉庫在庫は減少継続も期近には手持ち在庫消化売りのような動きが散見された。主要産地では天候が落ち着きつつあり、TSR20の限月間は期近を除き概ねフラット化しつつある。輸入採算面では強弱感ありつつも全限月が割安圏にあり目先の新規入着は期待薄、上海ゴム主導で下振れ場面もあり得るが現物価格の値下がりや円高進行による換算値押し下げがなければ国内価格の下値余地は限定的となりやすいか。中心限月は320.0~340.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~10。12月19日の価格はキロあたり55.00~56.50バーツ、12月19日のRSS号タイ主要港1月積価格は206.0~210.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月10日時点5,948トン(前旬比504トン減)。
11月上旬の入出庫は入庫319トン、出庫823トン。
◆展開予想
OSEゴムは小幅続伸、上海ゴムは新規材料ないものの先週の地合いを引継ぎ週前半に高値を試したが新規売りに押され前週比小幅安に沈む中で、OSEゴムは週前半に円高の影響により下落スタートとなったものの円じり安となる中で下げ渋ると週後半にかけて上昇に転じ中心限月は330円台前半で引けている。株式はまちまち、米国は上値の重い展開となる一方で日銀の利上げ後に日本は円安株高の動き、商品はドル高地合いにもかかわらず貴金属が高値追いの展開も原油は小幅下落、ドル円は156円台後半まで円安ドル高が進行している。
12月19日のRSS3号5月限(中心限月)は終値331.7円、週高値335.9円、週安値321.2円。上海天然ゴム先物5月限は終値15,215、週高値15,425、週安値15,170であった。
オファー価格は328円程に上昇、現物は上海ゴムの小幅軟化に連れわずかに下落も円安が換算値を押し上げた。上海ゴム受渡可能在庫は8.7万トン程、指定倉庫在庫は11.1万トン程と共に増加もとりわけ受渡可能在庫の積み増しが進展した。OSEゴム1-6番限は順鞘8.7円に拡大、指定倉庫在庫は減少継続も期近には手持ち在庫消化売りのような動きが散見された。主要産地では天候が落ち着きつつあり、TSR20の限月間は期近を除き概ねフラット化しつつある。輸入採算面では強弱感ありつつも全限月が割安圏にあり目先の新規入着は期待薄、上海ゴム主導で下振れ場面もあり得るが現物価格の値下がりや円高進行による換算値押し下げがなければ国内価格の下値余地は限定的となりやすいか。中心限月は320.0~340.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

