◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。12月28日の価格はキロあたり54.35~54.53バーツ、RSS3号タイ主要港1月積価格は172.5~173.5セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月30日時点6,085トン(前旬比25トン増)。
11月下旬の入出庫は入庫1,184トン、出庫1,159トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅続伸、上海ゴムは背景不明ながら週間を通じて堅調に推移し週末には中心限月が約1月ぶり高値となる14,000元台を回復する中で、OSEゴムも上昇基調を維持、週半ばに250円台を回復すると週末には中心限月が一時259.0円まで値を切り上げた。株式は世界的に上昇、米長期金利の継続的な低下を受けて堅調推移、商品は貴金属こそ堅調も原油は反落、ドル円は141円台前半と円高ドル安傾向で推移している。
12月29日引け時点のRSS6月限(中心限月)は242.5円、TSR3月限(中心限月)は211.0円。週の高値はRSS244.0円/TSR211.0円、週の安値はRSS232.5/TSR208.0円。
現物価格は245円程度に上昇、現物価格は上昇も円高進行が換算値を押し下げた。上海ゴムは低在庫水準からの在庫増加が続くも前年同期並みの水準であり、上昇背景を確認するには更なる時間が必要だろう。国内市場は1-6番限が順鞘13.0円程度まで拡大、取引所指定倉庫在庫は増加傾向を維持しており、順鞘環境が一般化する可能性が高まったか。主要産地では天候が回復に向かう中で、現物取引量も増加しつつあり、産地対比では現物価格と国内在庫増加傾向を踏まえれば中立的な水準にあると言えそうだ。国内市場単独での上昇場面は利益を確定し、割安圏での押し目買い方針を維持したい。中心限月は245.0~265.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。12月28日の価格はキロあたり54.35~54.53バーツ、RSS3号タイ主要港1月積価格は172.5~173.5セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月30日時点6,085トン(前旬比25トン増)。
11月下旬の入出庫は入庫1,184トン、出庫1,159トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅続伸、上海ゴムは背景不明ながら週間を通じて堅調に推移し週末には中心限月が約1月ぶり高値となる14,000元台を回復する中で、OSEゴムも上昇基調を維持、週半ばに250円台を回復すると週末には中心限月が一時259.0円まで値を切り上げた。株式は世界的に上昇、米長期金利の継続的な低下を受けて堅調推移、商品は貴金属こそ堅調も原油は反落、ドル円は141円台前半と円高ドル安傾向で推移している。
12月29日引け時点のRSS6月限(中心限月)は242.5円、TSR3月限(中心限月)は211.0円。週の高値はRSS244.0円/TSR211.0円、週の安値はRSS232.5/TSR208.0円。
現物価格は245円程度に上昇、現物価格は上昇も円高進行が換算値を押し下げた。上海ゴムは低在庫水準からの在庫増加が続くも前年同期並みの水準であり、上昇背景を確認するには更なる時間が必要だろう。国内市場は1-6番限が順鞘13.0円程度まで拡大、取引所指定倉庫在庫は増加傾向を維持しており、順鞘環境が一般化する可能性が高まったか。主要産地では天候が回復に向かう中で、現物取引量も増加しつつあり、産地対比では現物価格と国内在庫増加傾向を踏まえれば中立的な水準にあると言えそうだ。国内市場単独での上昇場面は利益を確定し、割安圏での押し目買い方針を維持したい。中心限月は245.0~265.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート