◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。1月26日の価格はキロあたり64.46~65.56バーツ、RSS3号タイ主要港月積価格は203.0~205.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月31日時点8,667トン(前旬比807トン増)。
12月下旬の入出庫は入庫1,231トン、出庫424トン。
◆展開予想
OSEゴムは一段高、上海ゴムは中国当局の株価対策表明や預金準備率引下げを受けた政策期待もあって週前半の安値圏から反発し先週末水準近くまで値を戻す中、OSEゴムは産地価格の急上昇を受けて値を切り上げると、中心限月は一時289.5円まで上昇した。株式は上昇し米株式指数の一部は史上最高値を更新する一方で、商品はまちまち、貴金属は弱含み継続も原油は大幅上昇、ドル円は147円台後半と円安圏で横ばい推移となっている。
1月26日引け時点のRSS6月限(中心限月)は286.5円、TSR4月限(中心限月)は230.1円。週の高値はRSS289.5円/TSR230.1円、週の安値はRSS267.7/TSR225.0円。
現物価格は300円超まで急上昇し、背景は不明ながら今週のOSEゴム上昇を先導したか。中国では春節前の在庫積上げが続き上海ゴムは順鞘環境下での価格推移となる一方で、国内市場の1-6番限は順鞘2.7円に縮小、先週までの順鞘縮小の動きは現物価格上昇を受けたヘッジ買いによる可能性があり、国内価格が現物対比で割安圏にある状況では限月間の値動きは参考にしづらいだろう。来週は急騰後の反動下落に注意しつつも、現物価格が高止まりする場合は押し目買いが有利となろう。中心限月は270.0~300.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。1月26日の価格はキロあたり64.46~65.56バーツ、RSS3号タイ主要港月積価格は203.0~205.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月31日時点8,667トン(前旬比807トン増)。
12月下旬の入出庫は入庫1,231トン、出庫424トン。
◆展開予想
OSEゴムは一段高、上海ゴムは中国当局の株価対策表明や預金準備率引下げを受けた政策期待もあって週前半の安値圏から反発し先週末水準近くまで値を戻す中、OSEゴムは産地価格の急上昇を受けて値を切り上げると、中心限月は一時289.5円まで上昇した。株式は上昇し米株式指数の一部は史上最高値を更新する一方で、商品はまちまち、貴金属は弱含み継続も原油は大幅上昇、ドル円は147円台後半と円安圏で横ばい推移となっている。
1月26日引け時点のRSS6月限(中心限月)は286.5円、TSR4月限(中心限月)は230.1円。週の高値はRSS289.5円/TSR230.1円、週の安値はRSS267.7/TSR225.0円。
現物価格は300円超まで急上昇し、背景は不明ながら今週のOSEゴム上昇を先導したか。中国では春節前の在庫積上げが続き上海ゴムは順鞘環境下での価格推移となる一方で、国内市場の1-6番限は順鞘2.7円に縮小、先週までの順鞘縮小の動きは現物価格上昇を受けたヘッジ買いによる可能性があり、国内価格が現物対比で割安圏にある状況では限月間の値動きは参考にしづらいだろう。来週は急騰後の反動下落に注意しつつも、現物価格が高止まりする場合は押し目買いが有利となろう。中心限月は270.0~300.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート