ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は40~30トン。2月8日の価格はキロあたり68.25~69.01バーツ、RSS3号タイ主要港3月積価格は199.5~201.5セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月31日時点8,667トン(前旬比807トン増)。

 12月下旬の入出庫は入庫1,231トン、出庫424トン。

◆展開予想

 OSEゴムは続落、春節休暇前の手仕舞い売りに押されたか前週安値圏まで売り込まれる中、OSEゴムにも大口の売りが入り週半ばに急落すると、一時的に反発する場面もあったが中心限月は続落し280円割れの水準で推移している。株式は大幅上昇、好調な企業業績や緩和的な金融状況をうけて買い気が強まった模様、商品は貴金属がドル高を嫌気し軟化も原油は上昇、ドル円は149円台まで円安ドル高が進行している。

 2月9日引け時点のRSS7月限(中心限月)は278.0円、TSR5月限(中心限月)は224.0円。週の高値はRSS290.7円/TSR227.0円、週の安値はRSS276.2/TSR224.0円。

 現物価格は298円程度まで下落、大口の買いが一巡した印象。中国取引所在庫は微増も減産期が明けたことで基本的には積上げ傾向が続くだろう。OSEゴムの1-6番限は逆鞘が1.9円まで進行、中心限月は上海連動で下落するも期近には現物価格高止まりを背景に一定程度の買い気が見られた。産地サイドでは価格上昇こそ一服も売り急ぐ状況には至っていない。来週は中国春節休暇により流動性が低下し変動も大きくなることが予想されるため、現物価格見合いで割安幅が大幅に拡大した場合は押し目買いを検討したいが、それ以外では様子見で良いだろう。中心限月は275.0~290.0円を予想する。

ゴムチャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp