原油反落。米主要株価指数の反落などで。78.05ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。2,420.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年09月限は14,835元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年07月限は605.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1355.6ドル(前日比9.40ドル縮小)、円建てで6,879円(前日比9円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月22日 18時37分時点 6番限)
金 12,176円/g
白金 5,297円/g
ゴム 327.4円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「OPECプラスは世界の半分を生産」
前回は、「FRBはOPECプラスに影響できない」として、供給減少懸念と需要増加観測(一例)について述べました。
今回は、「OPECプラスは世界の半分を生産」として、OPECプラスの原油生産量について述べます。
OPECプラスの原油生産シェアは、およそ54%です(2024年3月)。2023年末にアンゴラがOPECを脱退したことを受けて、OPECプラスが危機に直面しているとの思惑が生じましたが、2023年12月の会合で2016年12月から始まった協力体制(彼らは自らをOPECプラスとは呼ばず「DoC(協力体制 Declaration of Cooperation)」と呼んでいる)を再確認したり、2024年4月のOPEC月報から従来のOPECとしてではなく、OPECプラスとして原油生産量の公表を始めたりして、連携を強めています。
彼らの原油生産量の推移は以下の通りです。2023年6月の会合で2024年12月まで実施することを決定した従来の減産に加え、自主減産(6月1日の会合で同月末までとしていた期限を延長するか決定する予定)を行っています。
高い生産シェアを裏付けとした発言力を活用し、需給バランスを緩めないように、原油価格を高止まりさせられるように、細心の注意を払いながら生産活動を行っていると考えられます。
図:OPECプラスの原油生産量(アンゴラ含む) 単位:百万バレル/日量
出所:OPECの資料およびブルームバーグのデータより筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。2,420.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年09月限は14,835元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年07月限は605.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1355.6ドル(前日比9.40ドル縮小)、円建てで6,879円(前日比9円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月22日 18時37分時点 6番限)
金 12,176円/g
白金 5,297円/g
ゴム 327.4円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「OPECプラスは世界の半分を生産」
前回は、「FRBはOPECプラスに影響できない」として、供給減少懸念と需要増加観測(一例)について述べました。
今回は、「OPECプラスは世界の半分を生産」として、OPECプラスの原油生産量について述べます。
OPECプラスの原油生産シェアは、およそ54%です(2024年3月)。2023年末にアンゴラがOPECを脱退したことを受けて、OPECプラスが危機に直面しているとの思惑が生じましたが、2023年12月の会合で2016年12月から始まった協力体制(彼らは自らをOPECプラスとは呼ばず「DoC(協力体制 Declaration of Cooperation)」と呼んでいる)を再確認したり、2024年4月のOPEC月報から従来のOPECとしてではなく、OPECプラスとして原油生産量の公表を始めたりして、連携を強めています。
彼らの原油生産量の推移は以下の通りです。2023年6月の会合で2024年12月まで実施することを決定した従来の減産に加え、自主減産(6月1日の会合で同月末までとしていた期限を延長するか決定する予定)を行っています。
高い生産シェアを裏付けとした発言力を活用し、需給バランスを緩めないように、原油価格を高止まりさせられるように、細心の注意を払いながら生産活動を行っていると考えられます。
図:OPECプラスの原油生産量(アンゴラ含む) 単位:百万バレル/日量
出所:OPECの資料およびブルームバーグのデータより筆者作成