◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~10トン。7月12日の価格はキロあたり63.66~64.88バーツ、RSS号タイ主要港8月積価格は195.0~205.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、6月20日時点10,189トン(前旬比678トン減)。
6月中旬の入出庫は入庫427トン、出庫1,105トン。
◆展開予想
OSEゴム小反発、上海ゴムは週初こそ下落スタートもショートカバーが入って下げ止まり、その後は横ばい推移となる中、OSEゴムは前半に円安進行で戻りを試した後、週末には円高進行を嫌気し上げ幅を縮小するも小幅にプラス圏を維持した。株式はまちまち、米CPIが4年ぶりに前月比マイナスに転じ9月利下げ織り込みが大勢となって米金利は急低下しハイテク売りのその他買いが進行、商品はドル安進行を好感し概ね上昇する一方、ドル円は米指標発表後に急速な円高が進行し一時157円台半ばを付けるも、週末時点では159円台となっている。
7月12日引け時点のRSS12月限(中心限月)は324.9円、TSR10月限(中心限月)は266.0円。週の高値はRSS328.2円/TSR270.0円、週の安値はRSS315.5円/TSR266.0円。
現物価格は318円程まで続落、産地価格は週後半に下げ止まるも円高が重石。中国市場は6月の自動車生産・販売が前月比増も前年同月ではマイナス圏と冴えないものの材料難から値動きが膠着している。産地では安売り競争が一巡した感があり、今後は需給バランスの強弱に沿った価格形成となりそう。OSEゴムは現物価格下落・週末の円高進行に伴って買い妙味がなくなる方向に動いているものの、指定倉庫在庫の取り崩しが確実に進行しており今後の動向に注意が必要だろう。季節的には下方向圧力が強まりやすいものの、割安感が強まる場面では逆張り買いも選択肢の一つとなろう。中心限月は310.0~335.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~10トン。7月12日の価格はキロあたり63.66~64.88バーツ、RSS号タイ主要港8月積価格は195.0~205.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、6月20日時点10,189トン(前旬比678トン減)。
6月中旬の入出庫は入庫427トン、出庫1,105トン。
◆展開予想
OSEゴム小反発、上海ゴムは週初こそ下落スタートもショートカバーが入って下げ止まり、その後は横ばい推移となる中、OSEゴムは前半に円安進行で戻りを試した後、週末には円高進行を嫌気し上げ幅を縮小するも小幅にプラス圏を維持した。株式はまちまち、米CPIが4年ぶりに前月比マイナスに転じ9月利下げ織り込みが大勢となって米金利は急低下しハイテク売りのその他買いが進行、商品はドル安進行を好感し概ね上昇する一方、ドル円は米指標発表後に急速な円高が進行し一時157円台半ばを付けるも、週末時点では159円台となっている。
7月12日引け時点のRSS12月限(中心限月)は324.9円、TSR10月限(中心限月)は266.0円。週の高値はRSS328.2円/TSR270.0円、週の安値はRSS315.5円/TSR266.0円。
現物価格は318円程まで続落、産地価格は週後半に下げ止まるも円高が重石。中国市場は6月の自動車生産・販売が前月比増も前年同月ではマイナス圏と冴えないものの材料難から値動きが膠着している。産地では安売り競争が一巡した感があり、今後は需給バランスの強弱に沿った価格形成となりそう。OSEゴムは現物価格下落・週末の円高進行に伴って買い妙味がなくなる方向に動いているものの、指定倉庫在庫の取り崩しが確実に進行しており今後の動向に注意が必要だろう。季節的には下方向圧力が強まりやすいものの、割安感が強まる場面では逆張り買いも選択肢の一つとなろう。中心限月は310.0~335.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート