[Vol.1825] SNSは2010年からスマホを介して急速普及

著者:吉田 哲
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原油反発。中東情勢の悪化などで。75.95ドル/バレル近辺で推移。

金反発。中東情勢の悪化などで。2,671.70ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年01月限は19,645元/トン付近で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年11月限は543.5元/バレル付近で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで1676.95ドル(前日比10.85ドル拡大)、円建てで7,999円(前日比25円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。

国内市場は以下のとおり。(10月7日 18時20分時点 6番限)
12,693円/g
白金 4,694円/g
ゴム 410.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,048円/mmBtu(24年12月限 10月04日17時38分時点)

●NY金先物(期近) 月足  単位:ドル/トロイオンス
NY金先物(期近) 月足  単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成

●本日のグラフ「SNSは2010年からスマホを介して急速普及」
前回は、「金(ゴールド)上昇、原油高止まり継続か」として、S&P500指数と金(ゴールド)の価格推移を確認しました。

今回は、「SNSは2010年からスマホを介して急速普及」として、世界のソーシャルメディアユーザーシェアを確認します。

近年、ニセ情報やひぼう中傷が相次いで投稿されたり、犯罪の際の通信手段になったりするなど、SNSは社会問題の温床の様相を呈しています。

SNSは、人間の根源的な欲求の一つである「つながりたい」を実現するすばらしいツールとして、スマートフォンを介して2010年ごろから世界的な普及が本格化しましたが、先述のとおり、近年は社会に深刻なダメージを与えるケースが目立っています。

次回以降の数回で、なぜSNSはそのような場になってしまったのか、そしてそのことが市場にどのように影響するのかなどについて、筆者の考察をまとめます。

図:世界のソーシャルメディアユーザーシェア
図:世界のソーシャルメディアユーザーシェア
出所:we are socialおよび世界銀行のデータを基に筆者作成

 

このコラムの著者

吉田 哲(ヨシダ サトル)

楽天証券経済研究所 コモディティアナリスト
1977年生まれ。2000年、新卒で商品先物会社に入社。2007年よりネット専業の商品先物会社でコモディティアナリストとして情報配信を開始。2014年7月に楽天証券に入社。2015年2月より現職。“過去の常識にとらわれない解説”をモットーとし、テレビ、新聞、雑誌などで幅広く、情報配信を行っている。2020年10月、生涯学習を体現すべく、慶應義塾大学文学部第1類(通信教育課程)に入学。