原油反落。米主要株価指数の反落などで。70.35ドル/バレル近辺で推移。
金反発。中東情勢のリスク増幅などで。2,766.60ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年01月限は18,045元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年12月限は544.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1718.95ドル(前日比0.55ドル拡大)、円建てで8,460円(前日比11円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(10月23日 19時12分時点 6番限)
金 13,545円/g
白金 5,085円/g
ゴム 387.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,000円/mmBtu(24年12月限 10月15日17時54分時点)
●NY銅先物(期近) 月足 単位:ドル/ポンド
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「世界分裂は『資源の武器利用』のきっかけ」
前回は、「西側、非西側、スタンスなしで世界は分裂」として、世界分断・分裂の過程(筆者イメージ)を確認しました。
今回は、「世界分裂は『資源の武器利用』のきっかけ」として、分断・分裂がもたらすコモディティ(国際商品)マーケットへの影響を確認します。
世界分裂・分断は、戦争や資源国の出し渋りの直接的なきっかけになり得ます。そして戦争や資源国の出し渋りは、コモディティ(国際商品)価格を上昇させるきっかけになります。以下の図は、これらの流れを示しています。
世界で分断・分裂が目立つことで、「自国第一主義」が目立ちやすくなります。そうすると、自国の「食やエネルギーの安全保障」を訴える国が増えやすくなります。その結果、資源を武器として利用する国が増えやすくなります。
こうした主要な生産国による「資源の武器利用」は、コモディティ(国際商品)の需給を引き締める大きな要因になっています。
武器利用の原因である分断・分裂が、2010年以降の世界規模の大きな潮流の中で起きたことを考えると、早期に武器利用をやめさせることは困難だと言わざるを得ません。それはすなわち、各種コモディティ(国際商品)市場に、強い上昇圧力がかかり続けることを意味します。
図:分断・分裂がもたらすコモディティ(国際商品)マーケットへの影響
出所:筆者作成
金反発。中東情勢のリスク増幅などで。2,766.60ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年01月限は18,045元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年12月限は544.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1718.95ドル(前日比0.55ドル拡大)、円建てで8,460円(前日比11円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(10月23日 19時12分時点 6番限)
金 13,545円/g
白金 5,085円/g
ゴム 387.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,000円/mmBtu(24年12月限 10月15日17時54分時点)
●NY銅先物(期近) 月足 単位:ドル/ポンド
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「世界分裂は『資源の武器利用』のきっかけ」
前回は、「西側、非西側、スタンスなしで世界は分裂」として、世界分断・分裂の過程(筆者イメージ)を確認しました。
今回は、「世界分裂は『資源の武器利用』のきっかけ」として、分断・分裂がもたらすコモディティ(国際商品)マーケットへの影響を確認します。
世界分裂・分断は、戦争や資源国の出し渋りの直接的なきっかけになり得ます。そして戦争や資源国の出し渋りは、コモディティ(国際商品)価格を上昇させるきっかけになります。以下の図は、これらの流れを示しています。
世界で分断・分裂が目立つことで、「自国第一主義」が目立ちやすくなります。そうすると、自国の「食やエネルギーの安全保障」を訴える国が増えやすくなります。その結果、資源を武器として利用する国が増えやすくなります。
こうした主要な生産国による「資源の武器利用」は、コモディティ(国際商品)の需給を引き締める大きな要因になっています。
武器利用の原因である分断・分裂が、2010年以降の世界規模の大きな潮流の中で起きたことを考えると、早期に武器利用をやめさせることは困難だと言わざるを得ません。それはすなわち、各種コモディティ(国際商品)市場に、強い上昇圧力がかかり続けることを意味します。
図:分断・分裂がもたらすコモディティ(国際商品)マーケットへの影響
出所:筆者作成