◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。10月25日の価格はキロあたり74.02~75.50バーツ、RSS号タイ主要港11月積価格は245.0~250.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、9月10日時点7,148トン(前旬比224トン減)。
9月上旬の入出庫は入庫975トン、出庫1,199トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅下落、週前半は上海ゴムに連動する形で横ばい推移となったが、EUDR12ヵ月施行延期と産地天候回復を受けて現物のタイト感が薄れる中で、週後半には国内外のゴム市場に現物のヘッジ売りが入って下落、上海ゴム中心限月は節目の18,000元を割込み、OSEゴム中心限月は一時372.5円まで値を切り下げ、両市場共に月間安値圏での引けとなった。株式は横ばいから下落方向、日米政治イベントを控え手仕舞い売りが優勢、商品はドル高一服も上昇後に伸び悩み、ドル円は一時153円台をつけるなど円安ドル高が進行した。
10月25日引け時点のRSS3月限(中心限月)は372.7円、TSR1月限(中心限月)は302.0円。週の高値はRSS395.6円/TSR304.0円、週の安値はRSS372.5円/TSR295.0円。
現物スポット価格は376円程まで下落、先週末から先物市場に先行して下げ幅を拡大しており今のところ下げ止まりが見えない。上海ゴムは週末に大口の新規売りが入り下落、在庫は減少も供給緩和が勝ったか。産地ではEUDR延期・今週の天候回復を背景に余剰在庫の放出が続いている。OSEゴムは指定倉庫在庫減少が続くも、産地価格急落により輸入採算を上回る場面があったことから年後半から来年にかけては一定程度の新規入着が期待できるか。目先は上海ゴム動向よりも現物価格見合いで割安・割高かがより重要になっていることから現物動向を踏まえながら取引を進めたい。中心限月は360.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。10月25日の価格はキロあたり74.02~75.50バーツ、RSS号タイ主要港11月積価格は245.0~250.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、9月10日時点7,148トン(前旬比224トン減)。
9月上旬の入出庫は入庫975トン、出庫1,199トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅下落、週前半は上海ゴムに連動する形で横ばい推移となったが、EUDR12ヵ月施行延期と産地天候回復を受けて現物のタイト感が薄れる中で、週後半には国内外のゴム市場に現物のヘッジ売りが入って下落、上海ゴム中心限月は節目の18,000元を割込み、OSEゴム中心限月は一時372.5円まで値を切り下げ、両市場共に月間安値圏での引けとなった。株式は横ばいから下落方向、日米政治イベントを控え手仕舞い売りが優勢、商品はドル高一服も上昇後に伸び悩み、ドル円は一時153円台をつけるなど円安ドル高が進行した。
10月25日引け時点のRSS3月限(中心限月)は372.7円、TSR1月限(中心限月)は302.0円。週の高値はRSS395.6円/TSR304.0円、週の安値はRSS372.5円/TSR295.0円。
現物スポット価格は376円程まで下落、先週末から先物市場に先行して下げ幅を拡大しており今のところ下げ止まりが見えない。上海ゴムは週末に大口の新規売りが入り下落、在庫は減少も供給緩和が勝ったか。産地ではEUDR延期・今週の天候回復を背景に余剰在庫の放出が続いている。OSEゴムは指定倉庫在庫減少が続くも、産地価格急落により輸入採算を上回る場面があったことから年後半から来年にかけては一定程度の新規入着が期待できるか。目先は上海ゴム動向よりも現物価格見合いで割安・割高かがより重要になっていることから現物動向を踏まえながら取引を進めたい。中心限月は360.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート