◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。12月4日の価格はキロあたり72.45~72.63バーツ、RSS号タイ主要港1月積価格は240.0~248.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月20日時点5,301トン(前旬比430トン減)。
11月中旬の入出庫は入庫554トン、出庫974トン。
◆展開予想
OSEゴムは3週続伸、上海ゴムは特段の材料がないものの週前半に18,000元を回復すると週末にかけて18,000元後半まで値を切上げる中で、OSEゴムは円高進行により一時的に下落する場面もあったが、週末にかけては上げ幅を拡大し中心限月は一時379.8円まで値を伸ばした。株式は米国以外にもリスクオンの動きが波及し上昇、商品はドル高一服も貴金属・原油共に概ね下落し冴えない展開、ドル円は日銀金融政策決定会合での利上げ有無への警戒感もあって概ね150円を挟んでのレンジ相場となった。
12月6日引け時点のRSS5月限(中心限月)は378.4円、TSR3月限(中心限月)は318.0円。週の高値はRSS379.8円/TSR318.0円、週の安値はRSS361.4円/TSR302.7円。
現物スポット価格は367円程に上昇、タイ南部での洪水は沈静化に向かうも先物価格上昇の影響もあってか現物価格は上昇基調であった。上海ゴム在庫は小幅増加も引続き低水準であり今週は新規買いが優勢であった。OSEゴムは国内在庫の減少が止まらず期近高が続くも、限月によっては順鞘となっており強弱感が混在する中、期近以外の限月も輸入採算比で上鞘圏に到達しており、現物調達の可否に拠るものの、徐々に新規入着の可能性が高まっていると言えよう。来週はまず上海ゴム動向を確認した上で、産地対比での割高感が一層強まる場面では新規の打診売りを検討したい。中心限月は360.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。12月4日の価格はキロあたり72.45~72.63バーツ、RSS号タイ主要港1月積価格は240.0~248.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月20日時点5,301トン(前旬比430トン減)。
11月中旬の入出庫は入庫554トン、出庫974トン。
◆展開予想
OSEゴムは3週続伸、上海ゴムは特段の材料がないものの週前半に18,000元を回復すると週末にかけて18,000元後半まで値を切上げる中で、OSEゴムは円高進行により一時的に下落する場面もあったが、週末にかけては上げ幅を拡大し中心限月は一時379.8円まで値を伸ばした。株式は米国以外にもリスクオンの動きが波及し上昇、商品はドル高一服も貴金属・原油共に概ね下落し冴えない展開、ドル円は日銀金融政策決定会合での利上げ有無への警戒感もあって概ね150円を挟んでのレンジ相場となった。
12月6日引け時点のRSS5月限(中心限月)は378.4円、TSR3月限(中心限月)は318.0円。週の高値はRSS379.8円/TSR318.0円、週の安値はRSS361.4円/TSR302.7円。
現物スポット価格は367円程に上昇、タイ南部での洪水は沈静化に向かうも先物価格上昇の影響もあってか現物価格は上昇基調であった。上海ゴム在庫は小幅増加も引続き低水準であり今週は新規買いが優勢であった。OSEゴムは国内在庫の減少が止まらず期近高が続くも、限月によっては順鞘となっており強弱感が混在する中、期近以外の限月も輸入採算比で上鞘圏に到達しており、現物調達の可否に拠るものの、徐々に新規入着の可能性が高まっていると言えよう。来週はまず上海ゴム動向を確認した上で、産地対比での割高感が一層強まる場面では新規の打診売りを検討したい。中心限月は360.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート