◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。1月10日の価格はキロあたり66.66~67.02バーツ、RSS号タイ主要港2月積価格は230.0~233.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月10日時点5,161トン(前旬比89トン増)。
12月上旬の入出庫は入庫1,146トン、出庫1,057トン。
◆展開予想
OSEゴムは下落、休場明けの上海ゴムが特段の材料ない中で1,000元超下落して始まったことを背景にシンガポール・OSEゴム共に大幅安スタート、OSEゴム中心限月は一時351.0円まで売り込まれる場面があったものの、他市場や現物価格の下げ止まりと値戻しを受けて下げ止まると360円台後半まで下げ幅を縮小して引けている。株式は軟調、米金利の高止まり・上昇傾向が他国にも波及し金利高・株安の流れが強まった格好、商品は特段の材料はないもの貴金属・原油とも大幅上昇、ドル円は158円台まで円安ドル高が進行している。
1月10日引け時点のRSS6月限(中心限月)は368.6円、TSR3月限(中心限月)は303.0円。週の高値はRSS376.5円/TSR303.0円、週の安値はRSS351.0円/TSR291.0円。
現物価格は365円程に大幅下落、週半ばにかけてRSSの投げ売りが見受けられたが、その後は買いが入って下げ幅を縮小している。上海ゴム在庫は6週連続増となり、順調な在庫積み上がりが下落要因の一つとなったか。OSEゴムは戻りの動きが速かったことで先週比での割安幅は縮小しているものの期近限月以外は輸入採算価格近傍から割安圏で推移しており、新規入着を呼び込むにはもうひと伸び必要だろう。指定倉庫在庫は小幅増加基調にあるとは言え総量は例年対比で低位に留まっていることから、割安解消時は利益確定売りを挟みながら、割安感が強まる場面では押し目買い方針を継続したい。中心限月は355.0~375.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。1月10日の価格はキロあたり66.66~67.02バーツ、RSS号タイ主要港2月積価格は230.0~233.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月10日時点5,161トン(前旬比89トン増)。
12月上旬の入出庫は入庫1,146トン、出庫1,057トン。
◆展開予想
OSEゴムは下落、休場明けの上海ゴムが特段の材料ない中で1,000元超下落して始まったことを背景にシンガポール・OSEゴム共に大幅安スタート、OSEゴム中心限月は一時351.0円まで売り込まれる場面があったものの、他市場や現物価格の下げ止まりと値戻しを受けて下げ止まると360円台後半まで下げ幅を縮小して引けている。株式は軟調、米金利の高止まり・上昇傾向が他国にも波及し金利高・株安の流れが強まった格好、商品は特段の材料はないもの貴金属・原油とも大幅上昇、ドル円は158円台まで円安ドル高が進行している。
1月10日引け時点のRSS6月限(中心限月)は368.6円、TSR3月限(中心限月)は303.0円。週の高値はRSS376.5円/TSR303.0円、週の安値はRSS351.0円/TSR291.0円。
現物価格は365円程に大幅下落、週半ばにかけてRSSの投げ売りが見受けられたが、その後は買いが入って下げ幅を縮小している。上海ゴム在庫は6週連続増となり、順調な在庫積み上がりが下落要因の一つとなったか。OSEゴムは戻りの動きが速かったことで先週比での割安幅は縮小しているものの期近限月以外は輸入採算価格近傍から割安圏で推移しており、新規入着を呼び込むにはもうひと伸び必要だろう。指定倉庫在庫は小幅増加基調にあるとは言え総量は例年対比で低位に留まっていることから、割安解消時は利益確定売りを挟みながら、割安感が強まる場面では押し目買い方針を継続したい。中心限月は355.0~375.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート