◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。3月28日の価格はキロあたり70.00~70.75バーツ、RSS号タイ主要港4月積価格は240.0~245.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月10日時点6,907トン(前旬比29トン減)。
3月上旬の入出庫は入庫1,089トン、出庫1,188トン。
◆展開予想
OSEゴムは小幅反落、上海ゴムは特段の材料ない中で週前半から買い方の手仕舞い売りに押されると週後半には下げ幅を拡大し中心限月は17,000元を割込む中で、OSEゴムは週前半こそ円安進行を背景にショートカバーが入り中心限月は350円台後半まで値を戻したが、その後は売り直され340円台後半で引けている。株式は下落、トランプ大統領による自動車関税決定やデータセンター供給過剰懸念から世界的にリスクオフの流れ、商品は貴金属・原油共に上昇、ドル円は150円台半ばまで円安ドル高が進行している。
3月28日引け時点のRSS8月限(中心限月)は349.1円、TSR6月限(中心限月)は293.0円。週の高値はRSS358.5円/TSR300.0円、週の安値はRSS348.2円/TSR293.0円。
現物価格は365円程に大幅上昇、減産期に入り手持ちを温存する動きが強まった格好、ローカルマーケットではオファー価格より割安玉もあるがまとまった成約は難しそうだ。上海ゴム在庫は20万トン台を回復、目先は需給の逼迫感に乏しく、反転に向かうにはもうしばらくの時間か新規材料が必要だろう。OSEゴムは先限中心に売りが入り当先限の順鞘幅は縮小、指定倉庫在庫増加にピークアウト感が出始めており、輸入採算比では全ての限月で割安感がより強まっていることから、産地現物価格の下げ幅が限定的であるうちは押し目買い方針が有利と考える。中心限月は340.0~360.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。3月28日の価格はキロあたり70.00~70.75バーツ、RSS号タイ主要港4月積価格は240.0~245.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月10日時点6,907トン(前旬比29トン減)。
3月上旬の入出庫は入庫1,089トン、出庫1,188トン。
◆展開予想
OSEゴムは小幅反落、上海ゴムは特段の材料ない中で週前半から買い方の手仕舞い売りに押されると週後半には下げ幅を拡大し中心限月は17,000元を割込む中で、OSEゴムは週前半こそ円安進行を背景にショートカバーが入り中心限月は350円台後半まで値を戻したが、その後は売り直され340円台後半で引けている。株式は下落、トランプ大統領による自動車関税決定やデータセンター供給過剰懸念から世界的にリスクオフの流れ、商品は貴金属・原油共に上昇、ドル円は150円台半ばまで円安ドル高が進行している。
3月28日引け時点のRSS8月限(中心限月)は349.1円、TSR6月限(中心限月)は293.0円。週の高値はRSS358.5円/TSR300.0円、週の安値はRSS348.2円/TSR293.0円。
現物価格は365円程に大幅上昇、減産期に入り手持ちを温存する動きが強まった格好、ローカルマーケットではオファー価格より割安玉もあるがまとまった成約は難しそうだ。上海ゴム在庫は20万トン台を回復、目先は需給の逼迫感に乏しく、反転に向かうにはもうしばらくの時間か新規材料が必要だろう。OSEゴムは先限中心に売りが入り当先限の順鞘幅は縮小、指定倉庫在庫増加にピークアウト感が出始めており、輸入採算比では全ての限月で割安感がより強まっていることから、産地現物価格の下げ幅が限定的であるうちは押し目買い方針が有利と考える。中心限月は340.0~360.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート