◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は0~10トン。4月4日の価格はキロあたり67.10バーツ、RSS号タイ主要港4月積価格は230.0~234.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月20日時点7,015トン(前旬比108トン増)。
3月中旬の入出庫は入庫1,194トン、出庫1,086トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅下落、上海ゴムは米国による一律関税と上乗せ関税発表を受けて大幅下落し、金曜日の休場を控えて週間安値圏で引ける中、OSEゴムは急速に進行した円高ドル安の影響もあり下げ幅を拡大、中心限月は一時310円台後半まで値を切下げ、週末終値は320円台をわずかに維持も戻りは弱かった。株式も大幅下落、想定以上の追加関税幅を嫌気し売りが売りを呼ぶ展開、商品は金こそ上値追いとなるもその他貴金属、原油共に大幅下落、ドル円は米長期金低下もあって一時145円台半ばまで円高ドル安が進行している。
4月4日引け時点のRSS9月限(中心限月)は320.7円、TSR7月限(中心限月)は268.0円。週の高値はRSS349.4円/TSR294.0円、週の安値はRSS318.7円/TSR268.0円。
現物価格は338円程に大幅下落、減産期のためオファーは相対的に高止まりも円高進行が換算値を大きく押し下げた。上海ゴム在庫は20万トン程度で横ばい、引続き需給の逼迫感に乏しい中で、リスクオフ下での来週の休場明けの反応をまずは確認したい。OSEゴムは今週も先限中心に売りが入り当先限の鞘はフラット化、円高進行により絶対値の下げ幅に比較して先限月の輸入採算比での割安感は縮小しており、また全限月で一代安値を更新していることから目先は下方リスクが高まっており下振れ余地を残すだろう。前週までの方針を撤回し一旦は様子見とし、上海ゴム動向を見極めてからエントリーを検討したい。中心限月は280.0~340.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は0~10トン。4月4日の価格はキロあたり67.10バーツ、RSS号タイ主要港4月積価格は230.0~234.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月20日時点7,015トン(前旬比108トン増)。
3月中旬の入出庫は入庫1,194トン、出庫1,086トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅下落、上海ゴムは米国による一律関税と上乗せ関税発表を受けて大幅下落し、金曜日の休場を控えて週間安値圏で引ける中、OSEゴムは急速に進行した円高ドル安の影響もあり下げ幅を拡大、中心限月は一時310円台後半まで値を切下げ、週末終値は320円台をわずかに維持も戻りは弱かった。株式も大幅下落、想定以上の追加関税幅を嫌気し売りが売りを呼ぶ展開、商品は金こそ上値追いとなるもその他貴金属、原油共に大幅下落、ドル円は米長期金低下もあって一時145円台半ばまで円高ドル安が進行している。
4月4日引け時点のRSS9月限(中心限月)は320.7円、TSR7月限(中心限月)は268.0円。週の高値はRSS349.4円/TSR294.0円、週の安値はRSS318.7円/TSR268.0円。
現物価格は338円程に大幅下落、減産期のためオファーは相対的に高止まりも円高進行が換算値を大きく押し下げた。上海ゴム在庫は20万トン程度で横ばい、引続き需給の逼迫感に乏しい中で、リスクオフ下での来週の休場明けの反応をまずは確認したい。OSEゴムは今週も先限中心に売りが入り当先限の鞘はフラット化、円高進行により絶対値の下げ幅に比較して先限月の輸入採算比での割安感は縮小しており、また全限月で一代安値を更新していることから目先は下方リスクが高まっており下振れ余地を残すだろう。前週までの方針を撤回し一旦は様子見とし、上海ゴム動向を見極めてからエントリーを検討したい。中心限月は280.0~340.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート