◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~15トン。9月26日の価格はキロあたり56.81バーツ、RSS号タイ主要港10月積価格は210.0~214.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、8月20日時点6,818トン(前旬比131トン増)。
8月中旬の入出庫は入庫774トン、出庫643トン。
◆展開予想
OSEゴムは小反発、上海ゴムは週前半こそショートカバーの動きからじり高となるも週後半に中心限月が15,500元を割込んで下げ幅を拡大する場面もあったが週間では小幅安となる中で、OSEゴムも上海ゴムと同様の値動きとなったが円安進行がプラスに寄与し小幅に反発して引けている。株式は日本が小幅続伸も米国では利益確定もあって反落、米GDPが堅調さを維持する中での米長期金利上昇が日米株の方向性の違いを生んだか。商品は貴金属が大幅続伸、原油も上昇、ドル円は149円台後半まで円安ドル高が進行している。
9月26日のRSS3号2月限(中心限月)は終値309.0円、週高値313.0円、週安値305.8円。上海天然ゴム先物1月限は終値15,535、週高値15,780、週安値15,495であった。
オファー価格は317円強に上昇も現物価格は小幅に下落、円安進行による換算値押上げ効果が大きかった。上海ゴム指定倉庫在庫は14.9万トン台に減少、流通在庫も18.8万トン弱に減少と今週は在庫取り崩しが進んだ。OSEゴム1-5番限の逆鞘幅は小幅に拡大、引続き当月は流動性に乏しく概ね先限の値動き次第で鞘が変動している。タイでは増産期入りする中で現物はじり安傾向だが、来週は天候悪化予報である中で、納会前にTSR20期近は逆鞘化し2番限以降も順鞘幅が縮小と最近の中では強い買い気が確認できる。今週は円安の影響で輸入採算面での割安幅が前週比で拡大し新規入着のハードルは一段と高くなった格好、中国は来週半ばから国慶節休場となるため流動性低下に気をつけながら取引を進めたい。中心限月は300.0~320.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は5~15トン。9月26日の価格はキロあたり56.81バーツ、RSS号タイ主要港10月積価格は210.0~214.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、8月20日時点6,818トン(前旬比131トン増)。
8月中旬の入出庫は入庫774トン、出庫643トン。
◆展開予想
OSEゴムは小反発、上海ゴムは週前半こそショートカバーの動きからじり高となるも週後半に中心限月が15,500元を割込んで下げ幅を拡大する場面もあったが週間では小幅安となる中で、OSEゴムも上海ゴムと同様の値動きとなったが円安進行がプラスに寄与し小幅に反発して引けている。株式は日本が小幅続伸も米国では利益確定もあって反落、米GDPが堅調さを維持する中での米長期金利上昇が日米株の方向性の違いを生んだか。商品は貴金属が大幅続伸、原油も上昇、ドル円は149円台後半まで円安ドル高が進行している。
9月26日のRSS3号2月限(中心限月)は終値309.0円、週高値313.0円、週安値305.8円。上海天然ゴム先物1月限は終値15,535、週高値15,780、週安値15,495であった。
オファー価格は317円強に上昇も現物価格は小幅に下落、円安進行による換算値押上げ効果が大きかった。上海ゴム指定倉庫在庫は14.9万トン台に減少、流通在庫も18.8万トン弱に減少と今週は在庫取り崩しが進んだ。OSEゴム1-5番限の逆鞘幅は小幅に拡大、引続き当月は流動性に乏しく概ね先限の値動き次第で鞘が変動している。タイでは増産期入りする中で現物はじり安傾向だが、来週は天候悪化予報である中で、納会前にTSR20期近は逆鞘化し2番限以降も順鞘幅が縮小と最近の中では強い買い気が確認できる。今週は円安の影響で輸入採算面での割安幅が前週比で拡大し新規入着のハードルは一段と高くなった格好、中国は来週半ばから国慶節休場となるため流動性低下に気をつけながら取引を進めたい。中心限月は300.0~320.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート