◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は15~20トン。10月24日の価格はキロあたり54.89~55.55バーツ、RSS号タイ主要港11月積価格は210.0~205.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、9月30日時点5,846トン(前旬比34トン減)。
9月下旬の入出庫は入庫795トン、出庫829トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅反発、上海ゴムは材料不明ながら週明けから上昇して始まり週半ばに15,000元台を回復すると一時は15,400元台まで上げ幅を拡大する中でOSEゴムも反発スタートとなり、週末にかけては中心限月が一時313.4円まで上昇、310円台を回復して引けている。株式は概ね上昇、米中首脳会談が決まり緊張緩和期待が高まったことや米長期金利低下が後押しとなったか。商品は貴金属が大幅下落、原油は大幅反発、ドル円は日銀の利上げ後ずれ観測が強まり、152円台後半まで円安ドル高が進行している。
10月24日のRSS3号3月限(中心限月)は終値312.9円、週高値313.4円、週安値301.0円。上海天然ゴム先物1月限は終値15,375、週高値15,400、週安値14,695であった。
オファー価格は310.0円程に大幅上昇、先週とは逆に現物上昇と円安進行が重なって上げ幅が大きくなった。上海ゴム指定倉庫在庫は12.4万トンに減少、流通在庫も16.3万トン台に減少と在庫取り崩し傾向が価格押し上げに働いている可能性がある。OSEゴム1-6番限は順鞘幅が拡大、先限中心に買い気が強く順鞘化への影響が大きかった。主要産地では断続的に降雨が観測されているが成約量は高止まり傾向を維持しており、TSR20は逆鞘維持も上昇局面では買い意欲が弱まった印象で消費地主導の価格上昇であったか。輸入採算面では期近中心に割安感が再度増しており、上海ゴムとドル円動向に十分注意を払いながら割安圏では押し目買いを検討したい。中心限月は305.0~320.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は15~20トン。10月24日の価格はキロあたり54.89~55.55バーツ、RSS号タイ主要港11月積価格は210.0~205.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、9月30日時点5,846トン(前旬比34トン減)。
9月下旬の入出庫は入庫795トン、出庫829トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅反発、上海ゴムは材料不明ながら週明けから上昇して始まり週半ばに15,000元台を回復すると一時は15,400元台まで上げ幅を拡大する中でOSEゴムも反発スタートとなり、週末にかけては中心限月が一時313.4円まで上昇、310円台を回復して引けている。株式は概ね上昇、米中首脳会談が決まり緊張緩和期待が高まったことや米長期金利低下が後押しとなったか。商品は貴金属が大幅下落、原油は大幅反発、ドル円は日銀の利上げ後ずれ観測が強まり、152円台後半まで円安ドル高が進行している。
10月24日のRSS3号3月限(中心限月)は終値312.9円、週高値313.4円、週安値301.0円。上海天然ゴム先物1月限は終値15,375、週高値15,400、週安値14,695であった。
オファー価格は310.0円程に大幅上昇、先週とは逆に現物上昇と円安進行が重なって上げ幅が大きくなった。上海ゴム指定倉庫在庫は12.4万トンに減少、流通在庫も16.3万トン台に減少と在庫取り崩し傾向が価格押し上げに働いている可能性がある。OSEゴム1-6番限は順鞘幅が拡大、先限中心に買い気が強く順鞘化への影響が大きかった。主要産地では断続的に降雨が観測されているが成約量は高止まり傾向を維持しており、TSR20は逆鞘維持も上昇局面では買い意欲が弱まった印象で消費地主導の価格上昇であったか。輸入採算面では期近中心に割安感が再度増しており、上海ゴムとドル円動向に十分注意を払いながら割安圏では押し目買いを検討したい。中心限月は305.0~320.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

