[Vol.2129] 人口が減少するほど、生活が困難

著者:吉田 哲
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原油反落。ベネズエラの原油生産拡大観測などで。56.56ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドル指数の反発などで。4,482.10ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年05月限は16,180元/トン付近で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年02月限は416.3元/バレル付近で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで2164.35ドル(前日比120.65ドル拡大)、円建てで12,444円(前日比105円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。

国内市場は以下のとおり。(1月7日 18時05分時点 6番限)
23,093円/g
白金 10,649円/g
ゴム 350.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)

●NY原油先物 月足 単位:ドル/バレル
NY原油先物 月足 単位:ドル/バレル
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成

●本日のグラフ「人口が減少するほど、生活が困難」
前回は、「二人の大統領がベネズエラを変えた」として、ベネズエラの自由民主主義指数を、確認しました。

今回は、「人口が減少するほど、生活が困難」として、ベネズエラの人口と亡命希望者の推移を、確認します。

ベネズエラのマドゥロ体制が大変な混迷状態にあることを示すデータがあります。以下は、ベネズエラの人口(左)とベネズエラにおける亡命希望者(右)の推移です。

人口の推移を見ると、マドゥロ体制のもと、逆オイルショックが発生した後の2016年ごろから、人口が減少し始めていることが分かります。

そして同じ2016年ごろから、亡命を希望する人(Asylum-seekers)が急増し始めたことが分かります。2016年から2025年にかけて、こうした人は累計で800万人を超えています。

この流れを受け、人口のグラフの上に示した隣国コロンビアの人口の増加のスピードが増しています。

こうしたデータは、マドゥロ体制のもとで生活をすることが、大変に困難であることを示しているといえます。現在、一部の報道で、マドゥロ氏が拘束されたことを好意的に見ているベネズエラ出身(国外在住)の人がいると報じられていることと、符合します。

図:ベネズエラの人口(左)と亡命希望者(右)の推移 単位:万人
図:ベネズエラの人口(左)と亡命希望者(右)の推移 単位:万人
出所:世界銀行および国際連合のデータをもとに筆者作成 イラストはPIXTA

 

このコラムの著者

吉田 哲(ヨシダ サトル)

楽天証券経済研究所 コモディティアナリスト
1977年生まれ。超就職氷河期の2000年に、新卒で商品先物会社に入社。2007年よりネット専業の商品先物会社でコモディティアナリストとして活動を開始。2014年7月に楽天証券に入社。2015年2月より現職。「過去の常識にとらわれない解説」をモットーとし、テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで幅広く、情報発信を行っている。大学生と高校生の娘とのコミュニケーションの一部を、活動の幅を広げる要素として認識。キャリア形成のための、学びの場の模索も欠かさない。