原油反発。中東情勢の悪化などで。96.33ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,470.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は18,165元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年07月限は611.8元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2545.75ドル(前日比30.85ドル縮小)、円建てで13,777円(前日比3円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月3日 17時38分時点 6番限)
金 23,510円/g
白金 9,733円/g
ゴム 436.2円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「人口動態の二極化がもたらす資源高」
前回は、「世界人口ランキング、アフリカ諸国上位へ」と題して、世界の人口ランキング(国連推計、2025年以降は中位推計)、述べました。
今回は、「人口動態の二極化がもたらす資源高」と題して、世界の人口推計・見通し(国連2024年版・中位推計)、述べます。
前回、日本の人口減少とアフリカ諸国の人口増加が同時進行していると述べました。以下の図は、日本を含む先進国と、アフリカ諸国を含む新興国の人口推計・見通しを示しています。
先進国の人口は近年伸びが鈍化しており、2040年ごろをピークに減少へ転じる見通しです。一方、新興国の人口は増加基調が続いており、その傾向は2080年代半ばまで続くとみられています。
人口の頭打ちや減少が進む先進国と、人口増加が続く新興国との間で、人口動態の「二極化」が今後さらに鮮明になる可能性があります。
この人口動態の二極化がコモディティ(国際商品)市場に及ぼす影響を示したイメージします。新興国で人口が増加すれば、エネルギー、食料、金属などの一次産品の需要拡大が見込まれます。このことは、長期的にコモディティ価格を押し上げる要因になり得ます。
一方、先進国では人口の頭打ちや減少が進むことで、経済成長の鈍化や財政負担の増加、人材不足などの課題が深刻化する可能性があります。
こうした先進国における変化は、やがて国際社会の不安定化につながり、資源国が保有する資源を外交・安全保障上の交渉材料として利用する(武器として利用する)動きを、より強める要因になり得ます。
また、市場参加者が資源供給の不安の高まりを大きなリスクとして意識したり、秩序の乱れや技術革新の停滞を嫌気し、代替資産や代替通貨を模索する動きを強めたりする可能性があります。その際に物色されやすくなる品目の代表例が金(ゴールド)です。
新興国の人口増加を背景とした需要拡大と、先進国の人口の頭打ち・減少をきっかけとした供給面での不安要因の高まりが重なれば、エネルギー、食料、金属、そして金を含むコモディティ全般の価格を下支えする力が、強まると考えられます。
世界の人口動態の「二極化」は、今後のコモディティ市場を考える上で重要な構造変化の一つであり、長期的な価格高止まりをもたらす要因になり得ます。
図:世界の人口推計・見通し(国連2024年版・中位推計) 単位:10億人

出所:国連のデータおよびIMFの資料をもとに筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,470.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は18,165元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年07月限は611.8元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2545.75ドル(前日比30.85ドル縮小)、円建てで13,777円(前日比3円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月3日 17時38分時点 6番限)
金 23,510円/g
白金 9,733円/g
ゴム 436.2円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「人口動態の二極化がもたらす資源高」
前回は、「世界人口ランキング、アフリカ諸国上位へ」と題して、世界の人口ランキング(国連推計、2025年以降は中位推計)、述べました。
今回は、「人口動態の二極化がもたらす資源高」と題して、世界の人口推計・見通し(国連2024年版・中位推計)、述べます。
前回、日本の人口減少とアフリカ諸国の人口増加が同時進行していると述べました。以下の図は、日本を含む先進国と、アフリカ諸国を含む新興国の人口推計・見通しを示しています。
先進国の人口は近年伸びが鈍化しており、2040年ごろをピークに減少へ転じる見通しです。一方、新興国の人口は増加基調が続いており、その傾向は2080年代半ばまで続くとみられています。
人口の頭打ちや減少が進む先進国と、人口増加が続く新興国との間で、人口動態の「二極化」が今後さらに鮮明になる可能性があります。
この人口動態の二極化がコモディティ(国際商品)市場に及ぼす影響を示したイメージします。新興国で人口が増加すれば、エネルギー、食料、金属などの一次産品の需要拡大が見込まれます。このことは、長期的にコモディティ価格を押し上げる要因になり得ます。
一方、先進国では人口の頭打ちや減少が進むことで、経済成長の鈍化や財政負担の増加、人材不足などの課題が深刻化する可能性があります。
こうした先進国における変化は、やがて国際社会の不安定化につながり、資源国が保有する資源を外交・安全保障上の交渉材料として利用する(武器として利用する)動きを、より強める要因になり得ます。
また、市場参加者が資源供給の不安の高まりを大きなリスクとして意識したり、秩序の乱れや技術革新の停滞を嫌気し、代替資産や代替通貨を模索する動きを強めたりする可能性があります。その際に物色されやすくなる品目の代表例が金(ゴールド)です。
新興国の人口増加を背景とした需要拡大と、先進国の人口の頭打ち・減少をきっかけとした供給面での不安要因の高まりが重なれば、エネルギー、食料、金属、そして金を含むコモディティ全般の価格を下支えする力が、強まると考えられます。
世界の人口動態の「二極化」は、今後のコモディティ市場を考える上で重要な構造変化の一つであり、長期的な価格高止まりをもたらす要因になり得ます。
図:世界の人口推計・見通し(国連2024年版・中位推計) 単位:10億人

出所:国連のデータおよびIMFの資料をもとに筆者作成
