原油反落。中東情勢の鎮静化期待などで。82.36ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。4,097.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は16,760元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年09月限は542.1元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2449.8ドル(前日比16.90ドル縮小)、円建てで13,571円(前日比93円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月27日 18時44分時点 6番限)
金 22,048円/g
白金 8,477円/g
ゴム 416.3円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「積立:『保有数量の増加』も正義」
前回は、「スーパーエルニーニョは大局観を養う契機」と題して、穀物主要生産国の自由民主主義指数の推移について、述べました。
今回は、「積立:『保有数量の増加』も正義」と題して、積立投資の収益イメージと効率化させるための2つの条件について、述べます。
金(ゴールド)価格は、今年3月に歴史的な高値をつけたあと、6月にかけて下落しました。しかしその後は底堅く推移しています。当時の下落を見て純金積立を中断した投資家の方もおられると耳にしました。筆者はそれではもったいないと感じています。今後、数回にわけて、積立の基礎を示しつつ、純金積立を継続することの有効性をまとめます。
以下の図は、積立投資の資産額が「保有数量」と「価格」の掛け算で決まることを示しています。一見すると当たり前の式ですが、積立投資を長く続ける上では、この二つを分けて考えることが極めて重要です。価格ばかりに注目すると、積立投資が本来持つ強みを十分に生かすことができません。
積立投資では、毎月同じ金額を投資するため、価格が下落している局面ではより多くの数量を購入できます。逆に価格が高い局面では、購入できる数量は少なくなります。
つまり、価格が下落している時期は「資産価値が減っている残念な期間」ではなく、「将来に向けて保有数量を効率よく増やせる期間」なのです。価格が安い時には多く、高い時には少なく買う仕組みによって、購入単価を平準化する効果が期待できます。
一方で、価格が急騰している局面では、一見すると資産評価額は大きく増えているため安心感があります。しかし、積立投資という視点では、同じ金額で購入できる数量が少なくなるため、保有数量を増やす効率は低下します。
価格上昇そのものは歓迎すべきことですが、積立期間中に急騰が続けば、それだけ数量を積み増すペースは鈍くなります。積立投資は、価格が高いほど有利になる投資手法ではなく、価格変動を利用して数量を積み上げる投資手法であることを理解する必要があります。
もっとも、数量を増やすだけでは収益は生まれません。図が示す二つ目の条件は、「最終的に価格が一定程度反発すること」です。どれほど多くの数量を保有していても、価格が長期にわたり低迷し続ければ十分な成果は得られません。
積立投資は、「安い時に数量を増やし、その後の価格回復によって収益を得る」という二段構えの仕組みなのです。このため、積立投資の成果を最大化させるためには、次の二つ条件を満たす必要があります。
一つ目は、価格下落・低迷を利用して効率よく保有数量を増やすこと、二つ目は、その後、対象資産の価格が中長期的に回復・上昇することです。この二つが揃うことで、「保有数量×価格」という収益の式が最大限に機能します。
3月から6月にかけて下落し、足元、底堅く推移している金(ゴールド)相場はまさに、この二つの条件を満たし得ると筆者はみています。金(ゴールド)相場の長期見通しにつきましては、以前の本欄でご確認いただくことができます。長期視点の株高・金(ゴールド)高が続く可能性がある旨を述べています。
図:積立投資の収益イメージと効率化させるための2つの条件

出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。4,097.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は16,760元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年09月限は542.1元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2449.8ドル(前日比16.90ドル縮小)、円建てで13,571円(前日比93円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月27日 18時44分時点 6番限)
金 22,048円/g
白金 8,477円/g
ゴム 416.3円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「積立:『保有数量の増加』も正義」
前回は、「スーパーエルニーニョは大局観を養う契機」と題して、穀物主要生産国の自由民主主義指数の推移について、述べました。
今回は、「積立:『保有数量の増加』も正義」と題して、積立投資の収益イメージと効率化させるための2つの条件について、述べます。
金(ゴールド)価格は、今年3月に歴史的な高値をつけたあと、6月にかけて下落しました。しかしその後は底堅く推移しています。当時の下落を見て純金積立を中断した投資家の方もおられると耳にしました。筆者はそれではもったいないと感じています。今後、数回にわけて、積立の基礎を示しつつ、純金積立を継続することの有効性をまとめます。
以下の図は、積立投資の資産額が「保有数量」と「価格」の掛け算で決まることを示しています。一見すると当たり前の式ですが、積立投資を長く続ける上では、この二つを分けて考えることが極めて重要です。価格ばかりに注目すると、積立投資が本来持つ強みを十分に生かすことができません。
積立投資では、毎月同じ金額を投資するため、価格が下落している局面ではより多くの数量を購入できます。逆に価格が高い局面では、購入できる数量は少なくなります。
つまり、価格が下落している時期は「資産価値が減っている残念な期間」ではなく、「将来に向けて保有数量を効率よく増やせる期間」なのです。価格が安い時には多く、高い時には少なく買う仕組みによって、購入単価を平準化する効果が期待できます。
一方で、価格が急騰している局面では、一見すると資産評価額は大きく増えているため安心感があります。しかし、積立投資という視点では、同じ金額で購入できる数量が少なくなるため、保有数量を増やす効率は低下します。
価格上昇そのものは歓迎すべきことですが、積立期間中に急騰が続けば、それだけ数量を積み増すペースは鈍くなります。積立投資は、価格が高いほど有利になる投資手法ではなく、価格変動を利用して数量を積み上げる投資手法であることを理解する必要があります。
もっとも、数量を増やすだけでは収益は生まれません。図が示す二つ目の条件は、「最終的に価格が一定程度反発すること」です。どれほど多くの数量を保有していても、価格が長期にわたり低迷し続ければ十分な成果は得られません。
積立投資は、「安い時に数量を増やし、その後の価格回復によって収益を得る」という二段構えの仕組みなのです。このため、積立投資の成果を最大化させるためには、次の二つ条件を満たす必要があります。
一つ目は、価格下落・低迷を利用して効率よく保有数量を増やすこと、二つ目は、その後、対象資産の価格が中長期的に回復・上昇することです。この二つが揃うことで、「保有数量×価格」という収益の式が最大限に機能します。
3月から6月にかけて下落し、足元、底堅く推移している金(ゴールド)相場はまさに、この二つの条件を満たし得ると筆者はみています。金(ゴールド)相場の長期見通しにつきましては、以前の本欄でご確認いただくことができます。長期視点の株高・金(ゴールド)高が続く可能性がある旨を述べています。
図:積立投資の収益イメージと効率化させるための2つの条件

出所:筆者作成
