原油反落。中東情勢の鎮静化期待などで。92.45ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。4,487.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は17,860元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年07月限は594.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2606.35ドル(前日比1.25ドル拡大)、円建てで14,046円(前日比69円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月5日 18時15分時点 6番限)
金 23,606円/g
白金 9,560円/g
ゴム 430.2円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「人口見通しが示す金(ゴールド)高の土台」
前回は、「世界人口の変化とインフレの長期化」と題して、現在発生している長期視点の物価高(インフレ)のイメージについて、述べました。
今回は、「人口見通しが示す金(ゴールド)高の土台」と題して、ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージについて、述べます。
国連は世界人口予測(World Population Prospects、WPP)を2~3年に一度公表しています。2019年版の予測では、世界人口は予測期間の最終年である2100年まで増加し続けるとされていました。
一方、推計方法を見直し、5歳単位から1歳単位へと変更した2022年版および2024年版では、世界人口は2080年代半ばにピークを迎え、その後は緩やかに減少するとされています。
人口がピークを迎える時期と人口の水準を見ると、2022年版では2086年に約104億人、2024年版では2084年に約102億人となっています。
世界の人口は従来考えられていたほど増加しない可能性があるとの見方が、近年の予測に織り込まれ始めたと言えるでしょう。なお、次回の世界人口予測は2027年7月11日(世界人口デー)に公表される予定です。
人口は経済活動の源泉です。そのため、世界人口の増加ペースが鈍化し、人口減少の時期が前倒しになれば、世界経済の成長余地が縮小する可能性があります。世界経済の成長期待が低下すれば、国際社会の分断や対立が深まり、政治・経済の不安定化につながる可能性があります。
こうした流れが強まった場合、以下の図で示した「世界民主主義の後退」「分断の深化」「資源の武器利用の横行」「長期視点のインフレ」「実態なき株高への不安」などの『非伝統的な有事』が、それまで以上に拡大する懸念があります。
非伝統的な有事は、金(ゴールド)相場を超長期視点で支える重要な土台になり得るテーマです。
世界人口のピーク到来が従来想定よりも早まる可能性が示されたことは、今後およそ半世紀にわたり、世界経済や国際社会を取り巻く環境が大きく変化する可能性があることを示唆しています。
そして、その変化は非伝統的な有事を拡大させる方向に作用し、結果として金(ゴールド)相場を長期的に支える要因になると考えられます。
図:ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージ

出所:筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。4,487.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は17,860元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年07月限は594.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2606.35ドル(前日比1.25ドル拡大)、円建てで14,046円(前日比69円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月5日 18時15分時点 6番限)
金 23,606円/g
白金 9,560円/g
ゴム 430.2円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「人口見通しが示す金(ゴールド)高の土台」
前回は、「世界人口の変化とインフレの長期化」と題して、現在発生している長期視点の物価高(インフレ)のイメージについて、述べました。
今回は、「人口見通しが示す金(ゴールド)高の土台」と題して、ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージについて、述べます。
国連は世界人口予測(World Population Prospects、WPP)を2~3年に一度公表しています。2019年版の予測では、世界人口は予測期間の最終年である2100年まで増加し続けるとされていました。
一方、推計方法を見直し、5歳単位から1歳単位へと変更した2022年版および2024年版では、世界人口は2080年代半ばにピークを迎え、その後は緩やかに減少するとされています。
人口がピークを迎える時期と人口の水準を見ると、2022年版では2086年に約104億人、2024年版では2084年に約102億人となっています。
世界の人口は従来考えられていたほど増加しない可能性があるとの見方が、近年の予測に織り込まれ始めたと言えるでしょう。なお、次回の世界人口予測は2027年7月11日(世界人口デー)に公表される予定です。
人口は経済活動の源泉です。そのため、世界人口の増加ペースが鈍化し、人口減少の時期が前倒しになれば、世界経済の成長余地が縮小する可能性があります。世界経済の成長期待が低下すれば、国際社会の分断や対立が深まり、政治・経済の不安定化につながる可能性があります。
こうした流れが強まった場合、以下の図で示した「世界民主主義の後退」「分断の深化」「資源の武器利用の横行」「長期視点のインフレ」「実態なき株高への不安」などの『非伝統的な有事』が、それまで以上に拡大する懸念があります。
非伝統的な有事は、金(ゴールド)相場を超長期視点で支える重要な土台になり得るテーマです。
世界人口のピーク到来が従来想定よりも早まる可能性が示されたことは、今後およそ半世紀にわたり、世界経済や国際社会を取り巻く環境が大きく変化する可能性があることを示唆しています。
そして、その変化は非伝統的な有事を拡大させる方向に作用し、結果として金(ゴールド)相場を長期的に支える要因になると考えられます。
図:ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージ

出所:筆者作成
