原油反落。中東情勢の鎮静化期待などで。69.22ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。4,063.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は16,530元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年08月限は467.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2451.25ドル(前日比6.65ドル拡大)、円建てで13,427円(前日比25円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月26日 18時39分時点 6番限)
金 21,552円/g
白金 8,125円/g
ゴム 417.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『土台』に支えられ長期上昇は継続か」
前回は、「『米ドル離れ・金(ゴールド)寄り』加速」と題して、WGCの中央銀行調査における質問「5年後、中央銀行全体として金(ゴールド)の保有比率はどうなると思いますか?」の回答結果について、述べました。
今回は、「『土台』に支えられ長期上昇は継続か」と題して、ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージについて、述べます。
中央銀行の「ドル離れ・金(ゴールド)寄り」の姿勢は、以下の図の下部に示した「非伝統的な有事」によって強まっていると考えられます。
非伝統的な有事とは、2010年ごろから世界で目立ち始めた、自由民主主義指数(スウェーデンのV-Dem研究所公表)の低下が示している世界の民主主義後退、世界分断深化、そしてそれらがきっかけで目立っている資源の武器利用の横行(出し渋り)、これらがきっかけで目立っている長期視点のインフレ、通貨の流通量の膨張が加速させている通貨の不確実性の増大などです。
いずれも、2010年ごろから目立ち始めた事象です。それゆえ「非伝統的な」有事としています。こうした有事が目立ち始めたタイミングと、以前の「[Vol.2241] 全需要の20%前後が中央銀行の保有増加分」で述べたとおり、中央銀行による金(ゴールド)買い越し量が増加しはじめたタイミングは、ほとんど同じです。
つまり、中央銀行は全体として、2010年ごろから目立ち始めた「非伝統的な有事」の存在を察知し、それらへの対策として「戦略的」な意味で金(ゴールド)を保有し始め、その結果、買い越しが目立ち始めたと言えるでしょう。
非伝統的な有事はある意味、社会の「影」だといえます。この影が2010年ごろ以降、非伝統的な有事を大きくし、中央銀行の買いを誘い、それにより、金(ゴールド)市場を長期視点で支える「土台」が大きくなり、その結果、2010年ごろからの長期視点の急騰劇を生み出したといえます。
しばしば、「光が強いところには、濃い影がある」と言われます。光の強まりを手掛かりに株価指数は大きく上昇していますが、その光がもたらす影が「非伝統的な有事」を大きくし、中央銀行の買いが増え、金(ゴールド)相場が長期視点の上昇を演じていると考えられます。
足元、金(ゴールド)相場は大きく下落していますが、それは図で述べた、短中期視点の材料(1)~(3)の影響が大きく、(6)(7)の中長期・超長期視点の「土台」はほとんど揺らいでいないと考えられます。
今後も、金(ゴールド)相場は「土台」に支えられ、長期視点の上昇トレンドを継続すると、筆者は考えています。
図:ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージ

出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。4,063.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は16,530元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年08月限は467.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2451.25ドル(前日比6.65ドル拡大)、円建てで13,427円(前日比25円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月26日 18時39分時点 6番限)
金 21,552円/g
白金 8,125円/g
ゴム 417.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『土台』に支えられ長期上昇は継続か」
前回は、「『米ドル離れ・金(ゴールド)寄り』加速」と題して、WGCの中央銀行調査における質問「5年後、中央銀行全体として金(ゴールド)の保有比率はどうなると思いますか?」の回答結果について、述べました。
今回は、「『土台』に支えられ長期上昇は継続か」と題して、ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージについて、述べます。
中央銀行の「ドル離れ・金(ゴールド)寄り」の姿勢は、以下の図の下部に示した「非伝統的な有事」によって強まっていると考えられます。
非伝統的な有事とは、2010年ごろから世界で目立ち始めた、自由民主主義指数(スウェーデンのV-Dem研究所公表)の低下が示している世界の民主主義後退、世界分断深化、そしてそれらがきっかけで目立っている資源の武器利用の横行(出し渋り)、これらがきっかけで目立っている長期視点のインフレ、通貨の流通量の膨張が加速させている通貨の不確実性の増大などです。
いずれも、2010年ごろから目立ち始めた事象です。それゆえ「非伝統的な」有事としています。こうした有事が目立ち始めたタイミングと、以前の「[Vol.2241] 全需要の20%前後が中央銀行の保有増加分」で述べたとおり、中央銀行による金(ゴールド)買い越し量が増加しはじめたタイミングは、ほとんど同じです。
つまり、中央銀行は全体として、2010年ごろから目立ち始めた「非伝統的な有事」の存在を察知し、それらへの対策として「戦略的」な意味で金(ゴールド)を保有し始め、その結果、買い越しが目立ち始めたと言えるでしょう。
非伝統的な有事はある意味、社会の「影」だといえます。この影が2010年ごろ以降、非伝統的な有事を大きくし、中央銀行の買いを誘い、それにより、金(ゴールド)市場を長期視点で支える「土台」が大きくなり、その結果、2010年ごろからの長期視点の急騰劇を生み出したといえます。
しばしば、「光が強いところには、濃い影がある」と言われます。光の強まりを手掛かりに株価指数は大きく上昇していますが、その光がもたらす影が「非伝統的な有事」を大きくし、中央銀行の買いが増え、金(ゴールド)相場が長期視点の上昇を演じていると考えられます。
足元、金(ゴールド)相場は大きく下落していますが、それは図で述べた、短中期視点の材料(1)~(3)の影響が大きく、(6)(7)の中長期・超長期視点の「土台」はほとんど揺らいでいないと考えられます。
今後も、金(ゴールド)相場は「土台」に支えられ、長期視点の上昇トレンドを継続すると、筆者は考えています。
図:ドル建て金(ゴールド)価格の変動イメージ

出所:筆者作成
