原油反発。中東情勢の悪化懸念などで。79.53ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,038.52ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は17,190元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年09月限は521.1元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2388.57ドル(前日比38.43ドル縮小)、円建てで13,194円(前日比23円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月15日 17時39分時点 6番限)
金 21,496円/g
白金 8,302円/g
ゴム 432.5円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)とプラチナの違いとは?」
前回は、「どれくらい金(ゴールド)に投資すべき?」と題して、貴金属投資のイメージ(投資開始時点)について、述べました。
今回は、「金(ゴールド)とプラチナの違いとは?」と題して、金(ゴールド)とプラチナの積立シミュレーションについて、述べます。
(前回述べた)筆者が出演した講演のタイトルは「株・投信・債券・REIT・金プラ…これで迷子にならない!はじめての『投資MAP』」でした。楽天証券経済研究所に籍を置く専門家たちが、それぞれの専門分野を説明したり、進行の方を含めてディスカッションをしたりしました。
筆者は「金プラ」の説明の際、金(ゴールド)とプラチナの価格水準について、説明しました。金(ゴールド)とプラチナの価格水準を比較すると、圧倒的に金(ゴールド)が高く、プラチナが安いことを述べました。
足元の金(ゴールド)価格の水準はプラチナ価格の約2倍です。言い換えれば、プラチナ価格の水準は金(ゴールド)価格のおよそ半分です。
また、ブースでは複数の方から、プラチナの方が金(ゴールド)よりも高いと思っていた、なぜプラチナの方が安くなったのか、とご質問をいただきました。確かに、2010年代の半ばまではほとんどの期間で、プラチナの方が高い状態が続いていました。
プラチナ価格が安くなったり、金(ゴールド)との価格差が拡大したりした背景には、プラチナ価格が下落する理由が生じたことと、金(ゴールド)価格が上昇する理由が生じたことが、同時進行したことが挙げられます。
プラチナ価格が下落した主な理由に、ドイツの自動車大手「フォルクスワーゲン」社が、違法な装置を使って不正に排ガス浄化装置のテストを潜り抜けていたことが発覚し、同社の主力であるディーゼルエンジンを搭載している車への不信感が強まり、同車の排ガス浄化装置に多く使われるプラチナの需要が激減するとの見方が広がったことが挙げられます。
金(ゴールド)価格が上昇した主な理由に、2010年から中央銀行による買いが目立ち始めたことが挙げられます。その背景には、同年ごろから目立ち始めた、世界の民主主義の後退、分断深化、資源武器利用の横行、通貨不確実性の増大、長期視点のインフレなどの「非伝統的な有事」が台頭し始めたことが挙げられます。
こうしたことを背景に、このおよそ10年間で、金(ゴールド)価格はプラチナ価格のおよそ2倍になりました。
とはいえ、プラチナ価格を下落させた主な要因である自動車排ガス浄化装置向け需要は、近年、新興国や北米を中心に増加しており、今では2015年とほぼ同水準に回復しています。プラチナ価格が長期視点で低迷する大きな理由がなくなりつつあると言えます。
自動車排ガス浄化装置向け需要が回復傾向にあること、さらには、貴金属のリーダー的な存在である金(ゴールド)の価格が「非伝統的な有事」の継続、それによる中央銀行の買いによって長期上昇トレンドが継続する可能性があることを考えれば、プラチナ価格は将来的に、2025年の上昇よりも長い時間軸で上昇トレンドを演じる可能性があります。
先述のとおり、2015年ごろ以降、プラチナの価格が金(ゴールド)よりも安い状況が続いているため、価格(単価)が安いことが月々の保有数量を増やすきっかけになり、最終的な資産の額が大きくなり得る「積立」においては、プラチナに分があります。
以下の図のとおり、シミュレーションをしてみると、プラチナ価格が金(ゴールド)価格を「一度も上回らなくても」、最終的な資産額が金(ゴールド)を上回る場合があります。
積立において、価格が安いこと(毎月購入できる数量が増えやすいこと)がいかに、最終的な資産の額を大きくする要因になり得るかが分かります。このことについて、興味深いことをおっしゃった方がおられました。金(ゴールド)価格が毎月のように急騰していた時、購入した数量が毎月のように目減りしていた、とのことでした。
プラチナは、価格が金(ゴールド)よりも圧倒的に安く、それでいて長期視点で価格反発が起き得る銘柄です。「高くて買えない」という状態にもなりにくい、という特性もあります。
積立であれば、プラチナ、なのだと筆者は考えています。純金積立、投資信託、ETF(かぶツミを利用)などでプラチナの積立をすることができます。
図:金(ゴールド)とプラチナの積立シミュレーション

出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,038.52ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は17,190元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年09月限は521.1元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2388.57ドル(前日比38.43ドル縮小)、円建てで13,194円(前日比23円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月15日 17時39分時点 6番限)
金 21,496円/g
白金 8,302円/g
ゴム 432.5円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)とプラチナの違いとは?」
前回は、「どれくらい金(ゴールド)に投資すべき?」と題して、貴金属投資のイメージ(投資開始時点)について、述べました。
今回は、「金(ゴールド)とプラチナの違いとは?」と題して、金(ゴールド)とプラチナの積立シミュレーションについて、述べます。
(前回述べた)筆者が出演した講演のタイトルは「株・投信・債券・REIT・金プラ…これで迷子にならない!はじめての『投資MAP』」でした。楽天証券経済研究所に籍を置く専門家たちが、それぞれの専門分野を説明したり、進行の方を含めてディスカッションをしたりしました。
筆者は「金プラ」の説明の際、金(ゴールド)とプラチナの価格水準について、説明しました。金(ゴールド)とプラチナの価格水準を比較すると、圧倒的に金(ゴールド)が高く、プラチナが安いことを述べました。
足元の金(ゴールド)価格の水準はプラチナ価格の約2倍です。言い換えれば、プラチナ価格の水準は金(ゴールド)価格のおよそ半分です。
また、ブースでは複数の方から、プラチナの方が金(ゴールド)よりも高いと思っていた、なぜプラチナの方が安くなったのか、とご質問をいただきました。確かに、2010年代の半ばまではほとんどの期間で、プラチナの方が高い状態が続いていました。
プラチナ価格が安くなったり、金(ゴールド)との価格差が拡大したりした背景には、プラチナ価格が下落する理由が生じたことと、金(ゴールド)価格が上昇する理由が生じたことが、同時進行したことが挙げられます。
プラチナ価格が下落した主な理由に、ドイツの自動車大手「フォルクスワーゲン」社が、違法な装置を使って不正に排ガス浄化装置のテストを潜り抜けていたことが発覚し、同社の主力であるディーゼルエンジンを搭載している車への不信感が強まり、同車の排ガス浄化装置に多く使われるプラチナの需要が激減するとの見方が広がったことが挙げられます。
金(ゴールド)価格が上昇した主な理由に、2010年から中央銀行による買いが目立ち始めたことが挙げられます。その背景には、同年ごろから目立ち始めた、世界の民主主義の後退、分断深化、資源武器利用の横行、通貨不確実性の増大、長期視点のインフレなどの「非伝統的な有事」が台頭し始めたことが挙げられます。
こうしたことを背景に、このおよそ10年間で、金(ゴールド)価格はプラチナ価格のおよそ2倍になりました。
とはいえ、プラチナ価格を下落させた主な要因である自動車排ガス浄化装置向け需要は、近年、新興国や北米を中心に増加しており、今では2015年とほぼ同水準に回復しています。プラチナ価格が長期視点で低迷する大きな理由がなくなりつつあると言えます。
自動車排ガス浄化装置向け需要が回復傾向にあること、さらには、貴金属のリーダー的な存在である金(ゴールド)の価格が「非伝統的な有事」の継続、それによる中央銀行の買いによって長期上昇トレンドが継続する可能性があることを考えれば、プラチナ価格は将来的に、2025年の上昇よりも長い時間軸で上昇トレンドを演じる可能性があります。
先述のとおり、2015年ごろ以降、プラチナの価格が金(ゴールド)よりも安い状況が続いているため、価格(単価)が安いことが月々の保有数量を増やすきっかけになり、最終的な資産の額が大きくなり得る「積立」においては、プラチナに分があります。
以下の図のとおり、シミュレーションをしてみると、プラチナ価格が金(ゴールド)価格を「一度も上回らなくても」、最終的な資産額が金(ゴールド)を上回る場合があります。
積立において、価格が安いこと(毎月購入できる数量が増えやすいこと)がいかに、最終的な資産の額を大きくする要因になり得るかが分かります。このことについて、興味深いことをおっしゃった方がおられました。金(ゴールド)価格が毎月のように急騰していた時、購入した数量が毎月のように目減りしていた、とのことでした。
プラチナは、価格が金(ゴールド)よりも圧倒的に安く、それでいて長期視点で価格反発が起き得る銘柄です。「高くて買えない」という状態にもなりにくい、という特性もあります。
積立であれば、プラチナ、なのだと筆者は考えています。純金積立、投資信託、ETF(かぶツミを利用)などでプラチナの積立をすることができます。
図:金(ゴールド)とプラチナの積立シミュレーション

出所:筆者作成
