原油反落。中東情勢の鎮静化期待などで。83.37ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,655.94ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。27年01月限は18,940元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年10月限は596.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,764.24ドル(前日比45.96ドル縮小)、円建てで14,869円(前日比37円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月28日 17時55分時点 6番限)
金 24,366円/g
白金 9,497円/g
ゴム 443.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「けん引役の長期上昇トレンドは継続か」
前回は、「金(ゴールド)と他の貴金属という分類」と題して、主要四金属の需要内訳(2025年、銅は2024年)について、述べました。
今回は、「けん引役の長期上昇トレンドは継続か」と題して、金(ゴールド)価格と自由民主主義指数の推移(年ベース)について、述べます。
貴金属相場をけん引する金(ゴールド)の長期上昇トレンドは今後も続くのでしょうか。筆者は、短期的な上下を繰り返しながら、長期的な上昇を支える「中央銀行」と「非伝統的な有事」が作る「土台」は崩れることはないと、考えています。
金(ゴールド)では、2010年以降、中央銀行全体の買い越しが続いています。2025年の中央銀行による金(ゴールド)の買い越し量(購入-売却)は848トンと、1,000トンを超えた2022年・23年・24年の3年間より減少したものの、2010~2021年の平均である473トンを大きく上回りました。
ここでいう「非伝統的な有事」とは、戦争やテロといった従来型の有事(伝統的な有事)ではなく、世界の分断、民主主義の後退、自国優先主義の台頭、資源や通貨の武器利用など、長期視点で社会不安を強める要因の総称です。中央銀行が金(ゴールド)を保有する強い動機になっていると、考えられます。
以下の図より、1990年以降、自由民主主義指数と金(ゴールド)価格の相関係数がマイナス0.72となっていることが分かります。特に2010年ごろ以降、同指数が低下する一方で金(ゴールド)相場は上昇傾向を鮮明にしています。
相関関係だけで因果関係を断定することはできません。しかし、自由民主主義指数の低下が示唆する「非伝統的な有事」の拡大は、中央銀行を含む幅広い市場参加者に「国家や通貨の信用に依存しにくい資産・通貨」を物色する動機を与えている可能性があります。
こうした環境が続く限り、金(ゴールド)が貴金属市場全体の長期的なけん引役であり続ける可能性があります。それにより、銀(シルバー)も白金(プラチナ)も、長期視点で、上昇トレンドを描く可能性があると、筆者は考えています。
図:金(ゴールド)価格と自由民主主義指数の推移(年ベース)

出所:世界銀行およびV-Dem研究所のデータを基に筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,655.94ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。27年01月限は18,940元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年10月限は596.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,764.24ドル(前日比45.96ドル縮小)、円建てで14,869円(前日比37円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月28日 17時55分時点 6番限)
金 24,366円/g
白金 9,497円/g
ゴム 443.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「けん引役の長期上昇トレンドは継続か」
前回は、「金(ゴールド)と他の貴金属という分類」と題して、主要四金属の需要内訳(2025年、銅は2024年)について、述べました。
今回は、「けん引役の長期上昇トレンドは継続か」と題して、金(ゴールド)価格と自由民主主義指数の推移(年ベース)について、述べます。
貴金属相場をけん引する金(ゴールド)の長期上昇トレンドは今後も続くのでしょうか。筆者は、短期的な上下を繰り返しながら、長期的な上昇を支える「中央銀行」と「非伝統的な有事」が作る「土台」は崩れることはないと、考えています。
金(ゴールド)では、2010年以降、中央銀行全体の買い越しが続いています。2025年の中央銀行による金(ゴールド)の買い越し量(購入-売却)は848トンと、1,000トンを超えた2022年・23年・24年の3年間より減少したものの、2010~2021年の平均である473トンを大きく上回りました。
ここでいう「非伝統的な有事」とは、戦争やテロといった従来型の有事(伝統的な有事)ではなく、世界の分断、民主主義の後退、自国優先主義の台頭、資源や通貨の武器利用など、長期視点で社会不安を強める要因の総称です。中央銀行が金(ゴールド)を保有する強い動機になっていると、考えられます。
以下の図より、1990年以降、自由民主主義指数と金(ゴールド)価格の相関係数がマイナス0.72となっていることが分かります。特に2010年ごろ以降、同指数が低下する一方で金(ゴールド)相場は上昇傾向を鮮明にしています。
相関関係だけで因果関係を断定することはできません。しかし、自由民主主義指数の低下が示唆する「非伝統的な有事」の拡大は、中央銀行を含む幅広い市場参加者に「国家や通貨の信用に依存しにくい資産・通貨」を物色する動機を与えている可能性があります。
こうした環境が続く限り、金(ゴールド)が貴金属市場全体の長期的なけん引役であり続ける可能性があります。それにより、銀(シルバー)も白金(プラチナ)も、長期視点で、上昇トレンドを描く可能性があると、筆者は考えています。
図:金(ゴールド)価格と自由民主主義指数の推移(年ベース)

出所:世界銀行およびV-Dem研究所のデータを基に筆者作成
