原油反発。主要株価指数の反発などで。25.55ドル/バレル近辺で推移。 金反発。ドルインデックスの反落などで。1,707.05ドル/トロイオンス近辺で推移。 上海ゴム(上海期貨交易所)反落。20年09月限は10,245元/トン付近で推移。 上海原油(上海国際能源取引中心)反落。20年07月限は251.3元/バレル付近で推移。 金・プラチナの価格差、ドル建てで930.25ドル(前日比0.85ドル拡大)、円建てで3,243円(前日比5円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。 東京市場は以下のとおり。(5月13日 19時28分頃 先限) 金 5,863円/g 白金 2,620円/g 原油 22,320円/kl ゴム 152.1円/kg とうもろこし 22,340円/t ●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル) 出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より ●本日のグラフ「なるか統計史上最高、今晩公表の米国の原油在庫に注目」 前回は「原油関連の材料を“絶対・相対評価”をしてみる」として、今月初めから上昇している原油相場の材料をについて書きました。 今回は「なるか統計史上最高、今晩公表の米国の原油在庫に注目」として、今晩にも統計史上最高となる可能性がある、米国の原油在庫について書きます。 5月6日にEIA(米エネルギー省)が公表した、5月1日付の米国全体の原油在庫は、5億3222万バレルでした。 この日、事前予想よりも在庫が増加しなかったことを好感し、原油相場は上昇しました。 しかし、あと0.6%(332万バレル)増えれば、統計史上最高となる5億3554万バレルに達する水準でした。 同時に公表されたクッシング地区の原油在庫も増え、同地区は在庫能力の83%以上を使っていることも明らかになり、米国国内で原油のモノ余り感が強くなっていることが確認されました。 そして今晩(日本時間5月13日から14日にかけて)、週間石油統計が公表され、5月8日付の米国の各種原油在庫が明らかになります。 果たして、1982年8月20日付のデータから始まる同統計における、最大の在庫となるのでしょうか。 注目したいと思います。 図:米国全体の原油在庫 単位:千バレル 出所:EIA(米エネルギー省)のデータをもとに筆者作成