第18回、MACDその7、『MACDの売りサイン買いサイン』 =後編=  ダイバージェンシー!

2.ダイバージェンシーに注目集まる!

□近年、トップトレーダーの間で非常に注目されていて、オシレーター系分析の中でも非常に有効な指標と言われている。心して聞くように。 ■「アイアイサー。」 □トレンド系の指標には、残念ながら ・シグナルが出るのが遅い。 ・そのため、トレンドの一部しかとれない という欠点があった。それに対しオシレーター系指標は ・上昇トレンド(下降トレンド)において、そのほとんどを取ることが出来る。 という可能性を持つ。 ■「なるほど。」 □しかし、前もっての仕掛けになるので、早すぎて失敗というケースも多い。そして一般的に、もみ合い時には有効だがトレンド発生時には騙しとなるケースが多い。 例えば70以上で売りとか、30以下で買いとかいうオシレーター系指標の代表的サインが有効なのはもみあい期のみ。トレンド発生時にその指標で売買するととんでもない結果になる。 ■「ですね。」 □ところがこのダイバージェンシーはトレンドの変化を先読みすることが出来るので、大きなトレンドを取ることが出来る。 ■「それは凄い。」 □では、ダイバージェンシーの例をいくつか見てみよう。