第18回、MACDその7、『MACDの売りサイン買いサイン』 =後編=  ダイバージェンシー!

今日のまとめ

■ダイバージェンシーとは ・ダイバージェンシーとはトレンド変化を先読みする指標! ■ダイバージェンシーの基本 ・上昇トレンド時、価格が高値を更新しているのに、オシレーターの天井は高値を切り下げているという時 ・下降トレンド時、価格が安値を更新しているのに、オシレーターの底は安値を切り上げているという時 トレンドが大きく変化する予兆とされる。 ■ダイバージェンシーの応用 ・上昇トレンド時 価格が大きく上昇しているが、オシレーター系指標は横ばい或いは小幅上昇。 ・下降トレンド時 価格が大きく下落しているが、オシレーター系指標は横ばいあるいは小幅下落。 これもトレンド転換の予兆のひとつ。 ■ダイバージェンシーの買いシグナル・売りシグナル ・上昇トレンド時 価格が天井を更新したにもかかわらず、MACD(或いはシグナル)が天井を切り下げたケース。MACD(或いはシグナル)においてダイバージェンシーが確認された天井の手前にある底をMACD(或いはシグナル)が下回った瞬間が売り場。 ・下降トレンド時 価格が底を切り下げたにもかかわらず、MACD(或いはシグナル)が底を切り上げたケース。MACD(或いはシグナル)においてダイバージェンシーが確認された底の手前にある天井をMACD(或いはシグナル)が上回った瞬間が買い場。 ■順行と逆行 ・価格の動きが向きを変えたとき、それに合わせてオシレーターも同じ方向に変化するというのが基本。これを『順行』という。この順行がトレンド転換の確実性を表す。 ・価格が変化しても、いつまでたってもオシレーターがそれに追随してこないとき。これを逆行という。逆行はそのトレンドが騙しである(つまり大きなトレンドにはならない)という可能性を示唆する。 □第18回講義終了。これにて、MACDの買いサイン・売りサインの話は終了。いよいよ、次回、MACDの完結編だ。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数42 テクニシャンまであと  58単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g