第22回 ストキャスその3、『ストキャスの大黒柱、%Kを極める!』


2.ストキャスの計算式とパラメーター

□まずは、計算式をもう一度紹介する。
◆ %K =(C-Ln)/(Hn-Ln)× 100 ◆ %D = A/B × 100 A=(当日終値-n日間の最安値)のY日間合計。 B=(n日間の最高値-n日間の最安値)のY日間合計。 ◆ Slow%D = %DのZ日平均  ※ C : 当日終値 ※ Hn: 当日を含めた過去n日間の最高値   Ln: 当日を含めた過去n日間の最安値 ※ nは通常9日が初期設定(デフォルト)されていることが多い。   Yは通常3を使う。   Zは通常3を使う。
■うーん、何回見ても難しい。これ見ただけで分かる人いるんですかね。 □いるとも。さて、上記数値の中でn、Y、Zがパラメーターに当たる。ただ、このうちYとZはほとんど3が使われる。これはよっぽどのことがない限り変更する必要のないパラメーターと思っていい。 □そしてnだが、これは移動平均と同じように自分で調整しなければいけない数値。 ■そうなんですね。 □nにはデフォルト(初期設定)では9という数値が入ってるケースが多い。自分が使うチャートシステムでデフォルトの数値を調べてほしい。この9という数値、これでいいかというと、いまいち。前回までストキャスの分析では、なかなかいい結果が出ないで、はらはらしたと思うが、それはこのnというパラメーターの設定に問題のひとつがあった。 ■難しい。パラメーターを調整しなけりゃいけないんですね。一般投資家には無理かも。 □だから、計算式の理解が必要なのだ。最初からあきらめないで。 ■よぉし、ネバーギブアップ! □その意気。話を続ける。 ではいよいよ、計算式の解説。 ■どうぞ。

3.%Kとは?

□まずは%K。 なんと言ってもストキャスで主役は%Kだ。いつの間にかストキャスがスロー・ストキャスに変わり、そのために%D、Slow%D(以下S%D)が主役と思われがちだが、あくまで主役であり大黒柱は%K。 ■そうなんですか? □そうとも。%Kに関しては前回こういう説明をした。「%Kは現在の価格の位置の相対的水準を示す。」と。 ■確かに。まだ前回ですから、覚えてますよ。かろうじて。 □かろうじてかよ!(汗;) 本来「n日間の」という説明をしなければいけないが、そういう授業のような説明はわかりにくい。先ほど説明したように、nには9を使われることがよくあるので、わかりやすく「9日間」で説明するぞ。 ■了解!