第30回 一目均衡表その1、『一目均衡表の歴史。そして5つの線を覚えよう!』

今日のまとめ

・一目均衡表は昭和の初期に一目山人氏(本名細田悟一)が考案した日本発の世界を代表するテクニカル分析手法。 ・昭和44年(1969年)から一目均衡表7部作が順次出版され、ようやく一般人にも一目均衡表が知られるようになり、一大ブームが巻き起こる。 ・現在出版されているのは「一目均衡表」「一目均衡表完結編」「一目均衡表週間編」「わが最上の型譜」のみ。 ・世界で一番テクニカル分析の歴史があり、レベルが高いのは実は日本。 ・三役好転すれば絶好のチャンスかというとそうとは限らない。 ・一目均衡表というネーミングは「ひとめで均衡がわかるチャート」という意味。 ・均衡の崩れた方に相場は動くというのが基本的考え方。 ・一目均衡表は世界に数あるテクニカルチャートの中で、現在より先に線が引かれている珍しいチャート。その意味を考える。 ・5つの線とは「転換線」「基準線」「遅行スパン」「先行スパン1」「先行スパン2」。そして先行スパン1と2の間を半透明に塗りつぶし、そこを「抵抗帯(雲)」と呼ぶ。 ・5つの線の見分け方 転換線・・価格の一番近くを価格と共に上下しながら動く線。 基準線・・転換線の外側を価格と共に上下しながら動く線。 遅行スパン・・ひとつだけ後ろ側にずれている仲間外れの線。 先行スパン1・・抵抗帯(雲)を作る線のうち、上下動が多い方の線。 先行スパン2・・抵抗帯(雲)を作る線のうち、横ばい状態が長い方の線。     □第30回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数68 テクニシャンまであと  32単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g
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