小次郎講師のボリンジャーバンド解説その7、「スクイーズによる仕掛けシグナル!」

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□上図は典型的ヘッドフェイク。

■騙しがあるんじゃ、残念ですけど・・・だめですね。

□短絡的だね。何故ヘッドフェイクが起こるか教えてあげよう。このシグナルのスタートはスクイーズ。ということは上限と下限の間隔が非常に狭い。

■ですね。

□その間隔が狭い中でトレンドが起こって、動きが出る。ところが動きは一方向ではなく、ウエイブだ。

■そうですね。上昇トレンドが発生した、下降トレンドが発生したと言ってもウエイブで上がり、ウェイブでで下がるわけですから、・・・・なるほど、そのウェイブの上下の中で反対側にひっかかることもありますよね。

□とするとヘッドフェイクが起こりやすいのは当たり前。何も悩むことはない。

■悩むことはないと言っても仕掛けて反対に動いたら悩みますよ。

□そのときの対処法を知っていれば問題なし。

■対処法とは?

□上限タッチ・下限タッチで仕掛ける。そのときのロスカットラインはミッドバンド。ミッドバンドまで来たら潔く損切りする。

■了解。

【ロスカットポイント】 ・仕掛けた後、価格が仕掛けたときのミッドバンドを割り込んだら手じまう。
そして、その後価格が反対側のバンドにタッチしたら、改めて仕掛ける。
【再エントリー】 ・その後価格が反対側のバンドにタッチしたら、改めて仕掛ける。
■え?また仕掛けるんですか? □仕掛ける。 ■そのときも、下限タッチで売る、上限タッチで買うという戦略ですね。 □そのとおり。一度騙されると二度も騙されたくないと思って仕掛けない投資家が多いが勇気を持って仕掛ける。 ■一度騙された女にまた貢ぐようで嫌ですね。それでまた騙されたら後味が悪い。 □身に覚えがあるのかな?チャート分析の世界では騙されても騙されても仕掛けるというのが鉄則なんだよ。 ■騙されても騙されてもですか? □そういうこと。私の感覚では最初の仕掛けで騙しが3割あるとしたら、2回目の仕掛けでは2割になり、それでも騙されたとしたら3度目の仕掛けでは1割になると。あくまで感覚的な話しだけどね。 ■なるほど、騙された後は、成功率が高まるのですね。女も反省するんですかね? □女性の話じゃない。セクハラで訴えられるぞ。