小次郎講師のボリンジャーバンド解説その10、「%bチャート!」後編

□だから、ロスカット注文をしっかりと出して乗っかるということだね。でないと、大きなトレンドがあったのにタイミングを逸したために指をくわえて見てましたという話になる。

■よくあります。

□バンドウォーク中の仕掛けとしては、上昇のバンドウォークの押しが通常だと+1シグマラインまで、深い押しだとミッドバンドまで押すという特徴がある。下降のバンドウォークなら通常-1シグマライン、大きな戻しだとミッドバンドまで。だから、+1シグマラインまで押して戻し始めたバンドウォークや、ミッドバンドまで深押しして戻し始めたバンドウォークを見つけたら、押し目買いのチャンスとなる。-1シグマラインまで戻して再下降を始めたバンドウォークや、ミッドバンドまで大きく戻して再下降を始めたバンドウォークが戻り売りのチャンスというわけですね。

□だね。バンドウォークはボリンジャーバンドが教えてくれる一番美味しいところ。だから逆に言うと、ここはしっかりと取らなければいけない。

■バンドウォークの終了は何で判定しますか?

□ミッドバンドクロス。しかも、瞬間クロスしたというのではなくて、はっきりとクロスしたというのが大事。

■ひげがちょっとクロスしましたという程度は無視していいということですね。

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■そうだ。バンドウォークの始まりはやはり上昇のバンドウォークなら上限タッチ、下降のバンドウォークなら下限タッチ。そして終了はどちらもミッドバンドクロス。

【バンドウォークの始まりと終わり】 上昇のバンドウォークは上限タッチで始まり、ミッドバンドクロスで終わる。 下降のバンドウォークは下限タッチで始まり、ミッドバンドクロスで終わる。