小次郎講師の移動平均線大循環分析徹底解説、「資金管理編」

1、資金管理とは?

□さて、2回にわたり投資の極意を解説してきた。 ■1回目が講師のキャッチフレーズ「予想はよそう!」2回目が「大数の法則で勝つ!」でしたね。 □予想をすることは百害あって一利なし。予想するという行為は相場が生き物であり、刻一刻と変化するという真理と矛盾する。 ■「予想」ではなく「確率」で勝つんでしたね。 □トレードを「予想のゲーム」から「確率のビジネス」へと意識改革をすることが勝てるトレーダーになるための大きな一歩。 ■そして確率のビジネスとして勝っていくための根拠となるのが大数の法則。 □相場という不確実な世界で、唯一絶対と言えるよりどころが大数の法則。「確率的に有利な状況で仕掛けていけば、大数の法則により最終的に勝てる」このことは数学的に証明されている。 ■それは心強い。 □では確率のビジネスで勝っていくために必要なことは何か?これが「エッジのある局面を見抜くこと」そして「資金管理」だ。 ■エッジのある局面とは確率的に有利な局面ですね。これが見抜けなければ、はなから大数の法則を利用出来ない。そして資金管理が大事なんですね? □私は「予想はよそう!」と言い続けているが、いつまでたっても予想から離れられない投資家が多い。そういう人はチャート分析も予想のツールだと思っている。確率と私が言っている意味は買いにエッジがあるときでもいくらでも下がる。売りにエッジがあるときでもいくらでも上がる。この認識がなければ、いつか大きくやられてしまう。長く投資を続けるためには、そして最終的な勝ち組になるためには、資金管理こそ1番大事。 ■資金管理は最近、よく聞くようになりましたが、リスク管理とどう違うんですか? □資金管理とリスク管理は表裏一体。その中で資金管理とは投資用資金に応じて1回あたりどれくらい仕掛ければいいのか、最大でどれくらい仕掛けてもいいのかというマネーマネージメントであり、ポジションサイジングを言う。 ■つまり100万円が投資用資金の人がドル円を取引するときに、一体何通貨取引をしたらいいのかということですね? □そう。それが一回あたりの取引量。それに追加をしたり、複数銘柄を取引したりすることがある。そのとき最大でどこまで取引していいのか、など。 ■余裕を持って取引しなければいけないということはいろいろなところで言われるようになりましたけどね。 □余裕を持って取引するなどという抽象的な言葉しか出てこないのが、日本の投資教育の遅れ。例えば日経225先物取引のミニの証拠金は現在72000円(2016年1月4日時点)。ということは72000円あれば、ミニが1枚取引出来る。 ■ですね。