続伸だが上げ幅を維持できず、米国のシェールオイル増産見通しが重し=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=61.79(+0.24 +0.44%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.22~0.24ドル高。その他の限月は0.36~0.69ドル高だった。イランやイスラエルが軍事行動を示唆し中東の緊迫感が高まっていることや、受け渡し地である米オクラホマ州クッシングの在庫が減少を続けるとの期待感から買いが優勢だったが、上げ幅を縮小して引けた。ドル高がドル建てで取引されるコモディティ価格を圧迫した。米国のシェールオイル増産見通しも圧迫要因。

 時間外取引で4月限は62.65ドルまで堅調に推移。ただ、プレジデンツ・デーを含んだ連休明けの通常取引開始を控えて伸び悩むと、通常取引序盤には61.43ドルまで小幅安に転じた。前日比マイナス圏では押し目買いが入り、62.43ドルまで再び上昇したものの、上値は重かった。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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